茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

ヘッドライトリペア、施工の受け入れ方法を変更

ヘッドライトリペアについてお知らせ

お蔭様で多くのお問合せをいただき有難う御座います。
正直を言うと触れたくないヘッドライトリペア。
何故かと言うと例年今頃の時期になると御予約が多く入り過ぎて、お待たせする期間が長くなってしまうのです。

そこで、今回リペアするにあたっての方針を一部変更致しますので御検討中の方などは御確認をお願い致します。

施工方法により重要度は変わりますが、研磨上とすれば各コース共通。
仕上げ方にも重要度が増すものは特に「ヘッドライト専用クリヤ仕上げ」となります。

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ヘッドライトリペア後

↑ 現在、ブログにupを控えているリペア完成後のヘッドライト。

仕上がり(美観)耐久性(性能)に影響する事です。多くの皆様はこういうものを求めているかと思います。

 

新受け入れ方法

現在まで多くの方が車両をお預け下さり、そのままの状態で作業をさせていただいています。

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従来の車両に付いたままの施工(ヘッドライト専用クリヤ塗装)

新しく推奨するのはヘッドライトを車体から外し持ち込まれる事になります。

強制ではありませんし、従来通りの施行も可能(脱着のメリット・デメリット納得の上)

 

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ヘッドライトのみの状態



実は数年前から既に検討していた事なのです。そして、数年先の将来を見越して当店も積極的に推奨しようと検討しておりました。
理由は近年のヘッドライト形状の複雑、異形化、それの伴いフロント廻りのデザイン複雑化(ヘッドライトに被ったりとか)が作業上問題なのです。作業が問題であれば仕上がりや耐久性に大きく影響します。

いわゆるライト廻りに邪魔なものがあると、研磨、例えば塗装仕上げ等時に機械(サンダー等)は入らない、手研磨時の指は入らないとなってしまい処理が甘くなります。酷い場合は施工不良も考えられます。
当店では出来る限り施工の完成度を求めている事から、過去にですが4年間で3台程度施工をお断りした事例があります。
利益優先とするならば、無理をしても施工可能でしたが(他店では車両に取り付けていて行っている車種)良い結果が出ないと判っていながら利益をいただくのは心伴わなかったのです。

もう少し詳しく

例えば車両に付いた状態で作業が困難な例を挙げてみます。
比較的まだ易しい車種ですが、以下の黄丸印の部分をご覧ください。

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注意部分の例

左〇部はバンパー側(ラジエターグリル側) がライトより出てますね。逆に言うとライトが奥目。ライト下側もバンパーが出てますね。

右〇部はライトとフェンダーの隙間が殆どありません。個体により左右違うクリアランスというのは当たり前という位あります。隙間とはどの位を言っているのかというと、施工が不可に近いレベルで言うとコピー用紙一枚も入らないレベルとなります。

 

何が違う、何処まで拘る?

何故ここまで拘るかと言うと、冒頭の方で御説明した通り作業性、仕上がり感なのですが、当店では特に研磨に関して独自の理論に於いているからです。

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当社独自のエッジ仕上げ

上の画像ですが矢印の部位が丁度ボディやE/R内との境になる部分です。画像は上部のみですがライトを一周しています。このエッジ部の仕上げにより塗装時後の経年による剥がれ防止につながります。剥がれ防止=耐久性という事はお判りかと思います。

このエッジ仕上げは他店ではあまり耳にした事がありません。当然ですが私自身の長年の経験からのオリジナルです。エッジ仕上げの詳細は企業秘密。

また、少し初歩的原理に戻るとライトが車両に付いている状態ではこの部分は研磨は不可能かと思います(せいぜいボンネットを開けて位は可)
例えば厳密な事をいうと、この部分が研磨無しで黄ばみをそのまま残すとリペア後の透明度に多少影響します。ヘッドライトのレンズは殆んどが丸みを帯びた形状ですから、見る角度や入り込んでくる光によりレンズ外周部に黄ばみが入り込む場合があります。

物理的というのでしょうか、車両に付いた状態では表面しか作業仕上げが出来ない。

レンズリペアの理想はエッジを含む部分まで、当店ではそこまでトータルで作業したい。

何処まで拘るのか、数万円の施工代金は安くはありません。
仕上がり感(キレイなった)は施工後の一時の物ではなく、少しでも再劣化を防ぎたい、遅らせたいというのが皆様からの声です。

※残念ながらリペアを行っても再劣化は避けられないのです。

 

まとめ

リペアの完成度に関係します。
当店からお客様にお願いする事は、可能であれば出来る限り取り外してお持ちください。

◉ご自身で外すか、整備工場などにお願いを致します(当店脱着は行っておりません)

◉現車確認時やお見積り時は車両に付いたままで大丈夫です。

◉お車が一台しかない等、取り外しは無理、などの理由の場合は、従来通り車両に付いた状態で作業も可能です(形状により困難、作業性の問題、際(キワ)等の作業が甘くなる等、要相談とご了承の上とします)

 ヘッドライトリペアの近年の流れは2018年にスチーマー系(蒸着方式)がブレイクし、新規参入業者や一般の方のDIYなど多くの賑わいを見せています。
ヘッドライトリペアを主体の業者も多数。本格的にリペアを行う業者の傾向としてはやはりヘッドライト単体持ち込みでの作業となってきます。

最後にヘッドライトリペアの完成度を求めるのであれば、脱着により持ち込みという事をお願い・御説明を致しましたが単体で持ち込まれると施工価格が若干割引になります。現在までの例ですがおおよそ約10%程度値引とさせていただいています。
車種や形状等によりとなりますのでその都度お見積りとなります。(輸入車は特に)

これから御検討されている方は是非宜しくお願いを申し上げます。

 

 

 

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