茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

トヨタ パッソ コーティングメンテナンス

 ボディコーティングのメンテナンスを承りました。
 一年前にコーティングは親水系で、ボディ磨きと同時に施工させていただきました。

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パッソボディ磨き

 当時ですがシミの多さに研磨や溶剤処理で多少手間が掛かったのを覚えています。
 今回は丁度一年経過をした所でメンテナンスとなります。

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パッソボディ磨き

 塗装を磨き傷も可能な限り除去しました(一年前) 

 赤などのボディカラーは色味が変わる位の変化があります。

 塗装の発色を邪魔をする傷や染み、異物等を無くすことで本来の塗色を再現します。

 以下、お預かりからの作業となります。

 

入庫時の状態

お預かりして直ぐに判ったのが光沢感★

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 曇り空の下ですが艶感があるのが直ぐに判りました!

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 小雨も降っ来ても空が映り込んでいます。

 お客様は普段そんなに洗車をしていないとか?!

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 状態が良いので期待できそうです! (何が?笑)

 早速ボディコーティングのメンテナンスを開始です。

メンテナンス作業

 コーティングのメンテナンスとは何をするのか?
 コーティングの状態を確認させていただきます。点検みたいなものと捉えていただいても良いでしょう。そして、特殊な溶剤や洗剤などでコーティング上の不純物などを除去します。
 お客様自身が普段洗車等を行っているかと思いますが、それらも日常のメンテナンスですね!それらのメンテナンスで落とせない様な汚れを落とす目的もあります。

 コーティングの種類や状態により行う事は多く、違いはありますがほぼ一日で終わります。溶剤で対応できない場合は研磨も対応しますが、コーティングの補充や再施工となりますので施工時間も多くいただきます。

 今回の車両は状態の良さから気になった部分は一点、「ピッチ、タールの付着」でした。車両のサイドの腰下は多く付着していました。

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下廻りに付いた汚れ

 ケミカルクリーナーで除去していきます。黒茶色しているのが見えますね。シャンプー洗車では落としきれない付着です。気が付いたら早めの除去をした方が良いかと思います。付着後の時間が長くなれば固着して除去しづらくなります。

 もう一点ポイントはコーティングの状態確認時に油脂分を抜く(脱脂みたいなもの)作業を行います。コーティング面に不純物や余分な物を無くし状態を見ます。
 これには市販品には無い特殊な洗剤を使用します。

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 日常使用の大気中の汚れや油脂分を一旦取るとコーティング面は蘇ったり、経年していれば状態の確認も出来ます。 

 他には一通りケミカルでの洗浄作業を行い終了です。

メンテナンス終了

 親水性の状態は大変良く維持されています。親水コーティングの見本になる様な車両です。水の引きや撥水の弾きがコーティングの全てでは無いので勘違いされぬ様お願い致します(詳しくは後述)

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親水性

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排水性を維持

 独特の排水性ですが一年経過しても維持されているのは素晴らしい。

 親水性のタイプは施工時から硬化(安定時期)まで時間を要します。施工後にお客様にお渡ししてからのコンディションや状況により不安定な事もあります。また、注意点としては親水だから水玉にならない、シミが出来ない、、、訳ではありません。この点はご留意下さい。

 親水に賛否両論や好みや嗜好もありますが、こちらの車両はお手本になる様な状態でした、当店のデモカーに認定です(勝手にすみませんm(__)m)

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 作業後の午後には晴れ間もあり、どうですか?この光沢!!
 真っ赤なパッソですよ!

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 新車からおよそ10年経過した車両には見えません。

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アルミホイールコーティング

 施工済みのアルミホイールコーティングも状態は良好です。ブレーキダストなど汚れの固着もほぼありませんね。

まとめ

 毎度の事ですが「コーティングでは艶は出ません、厳密に言うと微々たるものです」簡易施工のCMやGSのコーティングと称するもので勘違いさている方が多くいらっしゃいます。いまだに「塗るだけのコーティングは無いの?」と聞かれる事がありますが当店では反対に「何がしたいの?」と聞き返す場合があります(笑)

経年車両は「塗面を最良の状態にして艶が出ます」その状態をキープする為とお手入れのし易さをさせる為にコーティングで保護します=「塗装の保護」です。当該車両は親水の状態を強調していますが、親水、撥水などの排水性能はコーティングの補助機能の一つにしか過ぎません。

 この様に親水を御紹介しているのはコーティングには種類タイプがありますので、選択肢があるという事です(別に撥水でも疎水でも良い訳で) それに加え塗装種(車両メーカーや車種により)、塗色等に向き不向きもあります。さらに重要なのはお客様の嗜好性となります。排水性能No1は決める事は出来ません、それぞれメリットデメリットもあります。という事で選択肢の一つに排水性もアリと御理解されていただきたいと思います。この排水性能一点集中の求めすぎている方はトラブルの原因となります。

 どの様な施工車両でもお手入れや使用環境で違が出ます。その為に神経質になり過ぎても良くありません。しかしながら最低限のお手入れ、ポイントを抑えたお手入れで維持できるかと思います。
 普段のお手入れがし易い等のメリットを上手に活かしているなど、コーティングを理解されている方へは当店では優遇致します。
 また、ガラスコーティングをこれから試したい方にも、御説明と御案内に力を入れていますのでお気軽にお問合せを下さい。

 

 

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