茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

マツダ アテンザ ワゴン コーティング部分施工他

ボディパネル損傷によりボディコーティングの部分施工を承りました。
損害保険請求適用により数パネル分のBP補修を経て、当店でボディコーティングの再施工をさせて頂きました。

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マツダ アテンザ

 

 

補修内容

お客様のプライバシーにも関わりますので損傷の経緯や詳細は伏せますが、一部側面の板金塗装終了からコーティングを再施工。

※よくある問合わせですが、当店では塗装等の修理は扱っておりません。ボディの塗装等については専門の業者様へお願い致します。

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再施工部分

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再施工部分

ボディカラーが”マシーングレープレミアムメタリック”ですから塗装仕上げは大変気になる所です。調色、肌等が新車塗装に巧く合っている(合わせてある)など気にしながらのコーティング作業です。

私が言うのは何ですが、大変良い状態です。仕事柄どの様に塗ったかなどを観察しますが、この車両で補修跡のチェックポイントはココ↓

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今回のチェックポイント

でした。 問題がある訳ではありませんのでご安心を。

そして、当店へ御依頼されたボディガラスコーティングも無事終了です。
ボディガラスコーティングは”エシュロン”となります。

損害保険請求への対応

万が一、不運にも事故等でお車が損傷した場合は、ボディ損傷を修理するかと思います。その場合ボディパネルを一部交換や塗装等で修復しますが、ボディコーティングも補償の対応となります(保険会社の判断、確認)
ボディガラスコーティング(複数年持続見込み、目安)の施工証明書を発行しております。そちらを保険会社に御提示下さい、保険会社で損害に応じて再施工代金を補償されます。補償等の判断は施工店の判断ではなくご自身又は相手方の加入されている各保険会社となりますのでご注意ください。

補償請求の段階で部分施工のお見積り等は、保険会社からの問い合わせがあれば対応を致しております。
※多くは保険会社から当店へ連絡が入り、見積額の提示、見積もり書の提出等で交渉をしております。

注意点としては保険請求時には多少決まりごとがあるのが通例です。施工証明があっても補償されない場合があります。保険会社によりという所もあるのですが、その様な例もあるのですが当店コーティング施工時には詳細をお尋ねください。

部分施工完成

完成した車両です!

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アテンザ ボディコーティング

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アテンザ ボディコーティング

マシーングレープレミアムメタリック”の車両が蘇りました。
となる訳でしたが、、、予期せぬ問題が発生してしまいました。

不良個所と対応

補修作業の際に他の部分へ不手際が生じてしまいました。

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スプレーミスト跡

ルーフ上の画像です、リア側(バックドア側)から写したものです。
これ以外にもRスポイラー上、ルーフサイド上にもクリヤ塗装ミストが吹きかかってしまったようです。

何故この様な事が起こるのかと言うと、側面を補修時にマスキング(養生)を大がかりに行っているはずですが漏れてしまった事です。
原因の詳細や事情は憶測でしか解りませんが、状態の結果と過去の事例からお客様に御報告をという形になりました。

大変残念な事とお客様の手間を考えると重大な案件となります。

別案件でのケア作業

別日での作業御依頼となります。
「塗装ミストの除去とその部分でのコーティング再施工」を御依頼頂きました。
塗料ミストの飛散と思われる不良に対してお客様が修理元と確認と交渉をし、当店ではこの件は終了と思われたのですが、交渉先でミスト除去作業を行うとコーティング再施工の作業が必要とします。その為修理元でコーティング屋さん(当店)で除去もお願いしても良いという事になったそうです。(後から耳にした話ではお客様は修理先では不安と感じてしまった為らしいです)

大変言い方が悪いのですが、お客様と当店へ丸投げされた感じも多少・・・(困)
実際に施工代金はお客様が立て替え、当店でも掛かった分を請求すしかありません。
保険請求ではありませんので良心的にお見積り致しました。
施工範囲が広く、細かい範囲ですが一部省略した施工価格で算出しました。

以下は状態を再確認しました。

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塗装ミスト飛散

これに映っていない部分手前側Rスポイラー上、そしてルーフサイド部、ルーフレール下等があります。また、よく見ないと見逃してしまうので何度も角度を変えながら観察をします。(見るだけで時間が相当掛かる)
本来であればパネル数4パネル分相当ですから、まともに見積もり請求を出したら大変な事となってしまいますね。

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ミストを落とそうとして・・・

ルーフサイドはお客様が確認、交渉時に先方が処理をされたそうです。機械研磨かハンドポリッシュかは不明ですが除去は出来たが磨き痕が入ってしまってます。更にルーフレールの際(キワ)にはミストが残ってしまっています。
この辺りで自社(先方)では対処不可と判断されたのでしょうか?

対象確認を済ませマスキング後に作業を進めます。

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マスキング後

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ルーフサイドの再研磨

ミニポリッシャーとハンドポリッシングを併用し丁寧に行います。

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研磨後

磨き跡も無くなりました。

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真上からの確認

全作業を終わりにした所、以後再コーティング施工で終了です。

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再施工終了

この様なトラブルに於いて大変気を遣う作業となります。
ですが、お客様の行ったり来たり手間を考えると大変ご足労が、、、と思ってしまいます。当店で施工が終了して、再度修理先に出向くのですから大変ですよね。
また、別の案件の御相談を頂いていたのですが先方と後日対応をされて安心しました。
 

まとめ

今回は不運の連続で心中をご察し致しますが、損害請求保険での作業例、ボディガラスコーティングの施工証明書(当店では保証書とは謳っておりません)の重要性を御紹介するつもりでした。

ただ、今回の補修後のアクシデントのようにトラブル等も少なくありません。
※他業者のミスや粗探しを必要以上に追及している訳ではありませんのであしからず
これに立ち会う、又は携わる場合ですが当店で出来る事は

”よく観察する”

”最適なアドバイスや御提案”

が、挙げられます。

状態を見るのも仕事です。一般の方が見えない、気づかない事でもボディの観察力は鍛えられております。
アドバイスや御提案等は対処方法などを業界、ディーラー勤務の経験から「この様な場合はこうしたらどうでしょう?」と助言を出来るかもしれません。

実作業では研磨やコーティング施工と僅かな力にしかなりませんが、プラスαのお力を添えられるかもしれません。
今回の件もお客様は修理から受け取った時点では気が付かなかった、そして時間が経過してしまえば修理元との交渉も困難になってしまう可能性もあったかと思います。

ボディコーティングメインの作業、店構えですが微力ながら他の部分に於いてお力になる様対応して参りますので宜しくお願い致します。

 

プライバシーの件もありますので一部詳細等を省略させていただきました。また、車両オーナー様には内容等に不備、不都合等がありましたら失礼を申し上げるのと同時に訂正削除の対応もさせて頂きます。

 

追伸:今回お客様には保険会社に確認をお願いしたりお世話になりました。そして、お客様の方から最終無事に作業料金や保険等に先方修理先と終了したというご報告と御礼を頂きました。文章抜粋「ここまで、様々なアドバイスありがとうございます。・・・」


こちらこそお世話になりました。

今後も宜しくお願い致します。