アクセラのボディ研磨とボディコーティングの御依頼です。作業順序を差し替えて、最初に研磨のマッチング(試し)のみを記事に致します。
お客様はWEBから当店を御指名頂きました。数ある施工店からお選びいただき誠に有難う御座います!!
今回は急ぎで作業開始となってしまい、入庫時の車両の全体写真をすっかり忘れていました(汗)申し訳ありませんm(__)m 今回の作業とコーティング編(その他作業)で2回に分けますので以降写真が撮れると思います。
ボディ研磨マッチングとは?
凄くカッコよく書くとディティーラーが車両状態(塗装状態)に合わせて、使用する機械や研磨剤をおおよそ検討して磨き出す事を言います。また、この様に磨いて仕上げのイメージを掴んだりする事も同時にします。
当店ではあまり”マッチング”という言葉は出さないですけどね。
「施工するとこの様になりますよぉ~」とお客様にイメージを見せる時も試し磨きは有効な手段かもしれません。
研磨作業
今回の記事では研磨の事だけですが、実際には研磨する前には多様な洗浄、除去作業など下準備を行っております。コーティング編で機会があれば御紹介・・・と思います。
それではボンネットフードを見てみましょう!
いわゆる照度の強い、光量のある照明で確認すると↑の様に傷が見えてきます。意外と深い傷や思っていた以上の傷の多いのが確認できます。
それでは、傷のレベルや状態が確認できたのでこの機械(研磨機・ポリッシャー)とこの研磨剤(コンパウンド)でとチョイスして作業開始です。
研磨前と研磨後では違いが確認できたでしょうか?
当然写真に写らない細かい傷や深くて痕が残る物もあります。言葉で表せる限界がありますが、塗膜残量と美観を目的とした傷やシミの除去のバランスをとりながら仕上げていきます。
ご注意下さい!!
写真は良く見える傾向です!
上面のボンネットからサイドパネルのフェンダーを磨いてみます。
お見積り時の現車確認時にシミが多いな~という印象でしたが、サイドパネルは特にです。当然研磨前の作業の下準備と関係するのですが今回は割愛します。
研磨した後はスッキリ感が全然違いますね!
この車両のイメージはこれで出来ましたね、傷痕を全部取ろうとすれば更に研磨量が増えます。研磨量が増えるという事は塗膜が減る事です。塗膜量の詳細や理論はココでは書きませんがマツダ車特有の塗装をしっかり理解している事が大変重要な事です。
機械や研磨剤は?
実際にこの様な機械で磨いています↓
当店では十数台の研磨機を使用しております。経験が長くなると理論応用、選択肢、アイディアの引き出しが多くなりますので機械も増えていく傾向です。毎回同じ磨きというのはありませんので、まずは頭を使う事が多いのかもしれません(汗)
一つ勘違いされてはいけませんので書いておきますが、全ての傷が取れるという事はありません。1mm以下(μ単位)の塗膜を研磨する作業、研磨しないと取れない傷>、しかし塗膜も残さないといけない< この微妙・絶妙なバランスは難しい所です。
私達の出来る事は微々たるもので申し訳ありませんが、可能な範囲で車両の美観に御協力できればと思います。
この後コーティング編となりますが、記事を書くまで少々お時間を頂きます。他の車両の記事を先に御紹介する可能性もありますので宜しくお願い致します。