茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

ホンダ アコード CU2 ボディ研磨

以前、新品の社外AWにコーティングを施工させていただいたアコード、今回ボディ研磨とボディガラスコーティンングを施工させていただきました。

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ホンダ アコード 入庫時

 

まずは感染症防止の対策に努めております。

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お預かり時の感染症対策

車両はCU2型4ドアH23年車、ホンダ社的区別といえばセダンと言わず(セダンはセダンなのですが)4枚ドアです。メーカーの区別や便宜上という訳です
カラーはクリスタルブラックパール(NH731P)となります。

 以前施工したAWコーティング時はボディの施工も検討しているという事で同時見積り。その際には一部BPを考え、一旦ボディをキレイに直してからという事で今回待ちに待ったご入庫でした。最初の御相談・御予約から1年半以上経過していました。

大きく傷や凹み等があればこの様に修理してからのコーティングをお勧め致します。この様なお客様が多いのが当店の特徴です。大体が簡易施工業者には頼まないと言われるお客様も多数おられます。簡易施工業者とは?・・・面倒なので記しませんが、直接当店へお尋ねください。

AWコーティング時の記事は↓こちらを参考にされて下さい。

 

s-detail.hatenablog.com

ご入庫時、研磨前処理

お客様は大変マメにお手入れをされている方、大きく汚れている等はありません。以前何度もお手入れ方法を電話で御相談されていました。

入庫時には通常通りの洗浄を行い状態をチェックしました。

ただ、黒の経年ホンダ車という事もあり特有の劣化状態という所でしょうか。

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塗装の劣化状態

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塗装の劣化状態

また、一部補修塗装などの仕上げ後も気になる所ですね。

ボディ研磨

お客様から補修塗装部の場所等の詳細をご報告いただいているので、自身の目で確認しながら作業という流れになります。全体が全く判らない状態から行うより遥かに作業の進捗が早くなります。

まずはフード(新車塗膜)

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磨き前

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磨き後(右側のみ)

フードやルーフなど上面はクレーター状になって深く、写真には映りませんが除去出来ないものもあり。

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シングルポリッシャーでの研磨

一部シングルで研磨、ルペスとは全く違ったアプローチで。

次はサイド面へ、
ご報告から本来の目的では左サイド3枚のパネルで板金塗装の注文だったらしいです。しかし、ボカシ跡を出したくないという塗装屋さん、その為リアから右サイドまで上手に塗装仕上げ(それでも多くは費用がかからなくお客様も御承諾)。

ただ、当店入庫時にお客様立ち合いで確認したのですが、仕上げが雑なようです。仕上げとは?塗面上というより廻り、周辺という事です。
お客様には大変申し訳ありませんが、塗装後に大変キレイになったと持ち込まれましたが入庫時直後に指摘してしまいました。

例えば、

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塗装後の仕上げ不具合

サイドバイザーのゴムモールは真っ白。

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溶剤で除去

ガッツリ固着しています。
これはまだ良い方です。私が作業すれば落とせるものですから(結構な時間を要しますが)

フェンダーアーチのエッジ部も、

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フェンダー

問題というか不良、修正不可部分は

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ベルトモール下

これは写真で見るより実車では目立ちます。サイド廻りの塗装時に研磨紛なのか?閉じ込めるようにクリヤを吹いてしまったようです。除去しようとするとクリヤも剥がれてしまいますし、何より見切りが悪くモールとパネルの隙間で塗装段差があるのです。その為除去は完全とはなりませんでした。

お客様には申し訳ありませんが完成時には報告をしてあります。車両に対してこちらも何か粗探しをしている様で本当に申し訳なくなってきます。
作業をするのは当然ですが、現状を見極める、見る事、その対応が仕事なのです。

パネル面は可能な限り傷等を除去していきます。

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アコード 研磨中

研磨前は、

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研磨前

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研磨前

研磨後、

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研磨後

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研磨後

 と、ここまでで研磨編を一旦終了します。

次編は細部の仕上げ、コーティング編とします。