クラウンアスリートGのボディ研磨とボディガラスコーティング施工を承りました。
平成25年式という事ですが、一旦リフレッシュして更に乗り続ける為に当店へ御相談いただきました。
ボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」”062”です。
お客様は以前のBP歴も詳細に判り御報告していただき、今回入庫直前にバンパーカバーのサイド部の補修を行い万全の体制というか、、、作業時の参考までに大変助かりました。お客様からの御協力は作業もスムーズに進み、時には仕上がりにも影響もしますから有難く思います。
入庫時は結構汚れていまして、まずは入念な洗車からスタートとなりました。
塗面の異物除去と各部洗浄
パネルの広い所は全体に鉄粉、ピッチタール(下部)付着と指触では良い状態とは言えませんでした。全体には特殊なクロスと特殊な溶剤にて仕上げていきます。
以前から定期購入していますが、最近サンプルを頂きました(有難う御座います)
当店ではトラップ粘土は余程の事が無い限り使用しません。それは使用による傷が入ってしまう為です。
一般的に市販品によるコーティング作業で、「下地作業に鉄粉等の付着除去作業に粘土で整えて~・・・」などの表示がありますが、その事により傷が入る等の注意点はありません。傷が入らなく上手に出来たなら良いのですが、入る恐れもありますし、全く見えていない方は自己満足をしてしまいます。
厳密に言えばという表現をすれば、粘土の硬度を考えればクリヤ層表面に傷を入れる行為となります。
クロスの使用方法ですが、特殊な表面ですが単体や水等で使用すると摩擦により傷を入れてしまう可能性があります。その為これを軽減する為に特殊な溶剤にて処理を行う事にしています。基本的に傷が入る事が判っていれば、それを避ける、不要な傷を入れなければ研磨時に塗装に負担を掛けないという事です。
おまけに簡易コーティングや無意味な撥水剤など、日頃の使用時に付く油脂分なども取れてしまいます。
ついでに御説明をしますが、クロスの表面の仕様から異物付着による凸凹感がダイレクトに手に伝わりますので、非常に判り易く無用な拭き取りを軽減できます。
という訳で便利で、作業は確実に近く、塗面に優しいアイテムなんですね。
そして、各パネル間等の汚れを除去していきます。
自動車というのは各パーツが組み合わされています。デザインの多様化、降雨や洗車でパーツ間を流れる排水性(流れる場所)から汚れを堆積する場所もあります。
代表的な例から、
写真上洗浄前、下は洗浄後です。
ドアアウトサイドハンドル部の開閉時は、
写真上洗浄前、下は洗浄後です。
テールランプレンズとパネルの隙間は、
写真上洗浄前、下は洗浄後です。
など、全ての部位間を洗浄していきます。他にもエンブレム際やドリップモール部などは多くの車両ではある事でしょう。この作業では塗装パネルの研磨時の大きなポリッシャーでは作業が出来ない事は勿論、特殊溶剤にて除去していきます。
研磨作業
各部洗浄が終了して塗装の研磨作業にかかります。
パールホワイト色からよく見ないと判らないのですが、最初の洗浄では除去出来ない塗面の固着した異物や傷を研磨していきます。
角度を変えて、
多少引っかかったのは、リアクウォーター部の補修跡の状態。
ドアとの色味が大きくずれているようです。
状態に合わせた研磨(加減)で対応しました。
という訳で慎重に各パネルを研磨して終了です。
ボディガラスコーティング施工
研磨では各パネルの塗装状態にばらつきが多く微調整を行いながら終了。その後脱脂作業を行いコーティング作業となりました。
残るは細部の見直しやチェックして終了。
完成
然程問題が無く終了して完成です。
屋内と屋外での写真を見ていただきました。
最後に今回の御注文は、
- ボディ研磨(ハードコース) 年式、走行距離、状態から
- ボディガラスコーティング:Hard Barrier X-OVER
御利用有難うございました!
Hard Barrier X-OVERについて
本年度から取り扱いしたボディコーティングですが、当店の人気商品の一つです。簡単に言うと基本を押さえたコーティング剤です。メーカーからの業務用専売ルートにて施工を承っております。
コーティングに特別に何かを求める等が無ければ選んでおいて間違いの無い商品です。当店代車にて一部パネルでも試用しています。
お問合せお待ちしております。