前施工から3年程度経過、今回お客様の御要望でリフレッシュ再施工させていただきました。
記録を見ると2017年に初回ボディ研磨+ボディコーティングを施工。2018年には後から購入された”無限mugen”のアルミホイールへ専用コーティングを施工されました。お客様はメンテナンスを含めると何度も足を運ばれています。
2017年当時の研磨を振り返ってみると、
施工時に新車から半年だったか?デリケートな塗装に気を遣いながら”ケヰテック”ポリッシャーのシングル、ダブルを使用したのを思い出しました。
そして、今回数年経過という事でご自身で判断、御相談を頂き再施工となりました。
車両情報
車両は2016年式、ボディカラーは「ミッドナイトブルービームM」です。特徴はホンダ車のクセのある塗装とお手入れ的に若干気を遣うカラーです。見え方としては暗い環境(日陰や太陽光が直接当たらない)では濃紺、明るい環境であれば青色の発色を放ちます。ジャーナリストやライター風に言えば”フォーマルなカラー””落ち着いた印象””光の当たり具合で表情が変わる”ですかね?その分お手入れは大変そうです。
洗浄から研磨準備
車輛全般の各種洗浄を行います。
塗面の下準備としては不要な堆積していると思われる汚れをスッキリさせます。また、シミ状になったものも溶剤の力で除去。
状況から傷やシミは多数あります。
そして、水切り後に車両のマスキング作業へ、
研磨作業
上面(フード)のコンディションは3年経過、屋外での保管から、
濃色カラー、状態から段階を踏んだ研磨になりますが、まずは一発目(初期研磨)で↓
この調子でいきましょう、多少致命的なダメージはありますが、作業を進めて行きます。
次にサイドパネルに廻って、
反対側に廻って、ドアの研磨の様子や変化は、
お判りの様に塗面上の不要な物を取り去っていけば良い訳です。
不要な物とは?塗面上にある傷やシミ等ですね。異物や汚れなどは研磨前に特殊溶剤等で除去してあります。研磨前の準備として洗浄という作業を行っていますね。
当然研磨方法にはそれなりの方法があるのですが、ただ闇雲に機械を当てて艶が出た様な錯覚に陥っている様ではいけません。そして、簡易コーティングの施工法を売りにしている方法では車両を洗ってコーティング塗るだけ。それは、上の写真で研磨前状態にコーティング剤と称しているものを塗ってしまうのです。普通に考えて何か変化がありますか?あったとしても微々たるものでしょう、、、また、それは誤魔化し、錯覚等です。
簡易と正論を謳う施工法の違いが判らない方は、ここでこそ御理解を頂くべきです。
画像の通り発色、艶、色味が全く違うのです。目視で違うと思わない方は病院の眼科を訪れる事を強く推奨致します。おそらく、市販の目薬を差す程度では済みません、検査や治療が必要になりますので医師に御相談下さい。と、ここまで書くと余計なお世話になってしまいますが。
また、視力の問題ではなく、考え方や捉え方の違う方は別問題となります。
各パネルを進めて行くとこの作業は終了です。
ボディコーティング作業
コーティング前の脱脂作業を行い、コーティング作業に移ります。
お客様は前回施工した商品を御注文されました。
特に問題も無く終了です。
サービス作業
気になる部分としてマフラーの洗浄を行わせていただきました。
”無限”製のマフラーですが、経年の汚れが蓄積しているようです。洗車等のお手入れ時に常に下部まで掃除するのは大変かとも思います。
レアな特殊洗浄剤で刷毛で数回撫でれば簡単にキレイになります。
更に輝きを!となれば研磨という方法もあります。
数分の作業でしたの完全サービスです。
もう一点、以前から気になっていたので、
過去の修理後の痕跡ですが、下地が出てしまっていて何も良い事はありません。というか早く処置すべき箇所です。当店在庫のタッチアップPの在庫(近似色)で対応させていただきました。申し訳ありません、塗り後の写真は忘れました。
と、ここまで来ればあとは完成です。
完成
全作業終了しての完成ですね。
御注文はボディ研磨、ボディコーティング、他諸作業です。
塗面を正しく扱う事により映り込みも美しいですね(特にサイドパネル面)
何かを塗って誤魔化してしまう、ではないのです。
スッキリした透明度のある塗面の出来上がりです。
いつもメンテナンスも御入庫されますし、お客様とは更に長いお付き合いとなりそうですね。
因みに3年程度前に施工されたアルミホイールコーティング、効果が持続しているようで良好です。