車両トヨタカローラにボディコーティングを施工させていただきました。何て事ないシルバーのカローラか・・・と思っていたら大間違いとなります。
またまた、希少性が大きい車輌のお問合せから、ボディコーティングを施工させていただきました。
輸入等~登録などにより数ヶ月(詳しくは聞き忘れました_(._.)_)
以前輸入車に携わっていた時の昔話でですが、USからだと船便で約一ヶ月程度と言われていました。実際に洋上にいる時間はもっと短く、手続き等を含めて40日前後が目安なんて言われていましたね(状況やその都度の条件により違う)
車両は日本でいう”カローラ スポーツ”、この車両は北米仕様で車名は【カローラ ハッチバック】で輸入車となります。
日本仕様との違いなどの詳細は省きますが、このカローラの北米仕様はまだまだ日本では珍しく数少ない事となります。
因みに世界のカローラ(COROLLA)、中国では「卡罗拉」韓国では「코롤라」。ウチのお客様では外国の方も居られます、せめて車名程度ですがアジア圏の現地語で表記させていただきました。
パッと見ではラジエターグリルに付くオーナメントはCマーク(COROLLAの頭文字)ではなくトヨタマーク。そして、左ハンドル、ボディカラーはシルバーメタリック(1F7)、カラーは敢えて無難な塗色を選択された様です。この塗色がまた何でもない様なカローラに見えるが実は・・・という感じを出していてお客様の思惑やセンスが感じられます。
施工内容
ボディコーティング+プレミアム(当店オリジナル ガン吹き付けによる)コースの各パネルドア内等の組み合わせをご注文頂きました。
また、納車時のバグガード(樹脂製)、ベースキャリア(ルーフキャリアベース)を一旦外していただき持ち込みにて別施工。
長旅による汚れの蓄積などを落としコーティング前の準備を行います。
プレミアムコース(コーティングをガン吹き)の下準備としてエンジンルーム内をはじめ、各ドアパネル内などを洗浄。
塗装状態のチェック
長旅とその他お客様への納車までに費やされた時間を考慮すると、屋外等に置かれていた時間は長いはず。憶測や推測ではありますが通常の国産仕様の納車とは違った、又は予想できない不良なども考えられます。
オーソドックスなシルバーM色という事で照明は色温度低め3500k全光束1000lm程度まで落とし観察。
作業御依頼時にキャリアベースを外した跡に擦れキズがあるという事で研磨。
また、バグガード取り外し跡も傷などを軽く処理しました。
ボディコーティング施工はプレミアムコース
プレミアムとは?
コーティングの施工方法は通常外板パネルのみですが”プレミアムコース”では各ドアパネル内を開けた所、エンジンルームフード裏などにもコーティングを施します。
この施工法はスプレーガンを用いた方式で細かい部分や入り組んだ部分へコーティングが可能となります。特に目新しい施工法ではありませんが、当店では以前から行っていた裏メニュー的ものです(現在は正規メニュー追加、別途費用がかかります)
※クォーツやアクアミカ、トレスマイルなどをご存知、聞いた事がある方は施工の趣旨は御理解頂けるかと思います。また、不明な点、検討してみようかなぁ~という方はお見積り時に御相談下さい。
まずは、通常のコーティング施工から、
次はプレミアム施工でガン吹き、細かい所や部分まで吹いていきます。
※何処から何処までなどコーティングできるのか?等は、施工特性上お預かりの上おまかせ的施工になります。
驚いた事にエンジンフードインシュレーター未装着のワイルド仕様。US仕様のトヨタ純正部品には存在するので標準ではレス、オプション設定なのでしょうか?私もそこまでの詳細は調べませんが、、、
その為ではないですが、しっかりとコーティング吹き付けを行いました(鉄板むき出しですからね)。今回コーティング剤使用量はいつもより多目です。
ドアを開けドアロックストライカーの僅かな隙間まで入り込むように施工。これから車両を使う上で目に見えて効果が判るとは思いませんが、一手間をかけた施工は保護に一役買うかもしれません。
バックドア開口部は写真ではバンパー上、勿論上部のヒンジ部にも施工してあります。
そして、取り外して持ち込まれた純正バグガード(樹脂製)もコーティング施工。また、お客様指定のFライセンスプレートの台座は一旦取り外し、コーティング施工。
完成
作業は終了で完成とお渡しになります。
今回も希少なお車に携わらせていただき有難う御座います。
私の経験上、北米トヨタの車両は何車種かはありますが、今回最新の物を触らせていただきました。
忙しくて写真を沢山撮る時間が無く残念ではありました。
ご利用いただきありがとうございました。