マツダCX-3のお客様はエシュロンボディコーティングのメンテナンスになります。状態から標準コースで作業させていただきました。
今回は新車施工時から2回目になります。前回は外的要因によるコーティング面にトラブルが発生した為、その対応を兼ねた内容でした。
入庫時
メインのボディカラーはセラミックメタリック(47A)になります。
雨天後の汚れ等で入庫時はサイドミラーステー付け根部から黒い水アカ跡もあり。
まずは下廻り洗浄からです。
アルミホイールコーティング施工車ですが、驚いた事に2年経過で効果は継続中。
汚れの固着や焼き付きは無く、洗えば汚れはスルッと落ちる状態です。そして何よりナットホールもキレイなんですね、逆にソケットレンチの擦れ跡傷が目立つ事。キレイ過ぎるから傷やペイントの剥がれが目立ってしまう。
メンテナンスのメイン作業
塗面(コーティング面)の洗浄になります。
堆積している汚れを特殊洗浄剤にて洗浄していきます。
排水性が悪い、切れが悪い、など時は洗浄を行う事で回復したり、コーティングの持続性を伸ばしたりすることが出来ます。普段のお手入れにもよりけりですから、手遅れ、回復力の減少等もあります。
前回(約一年前)にメンテナンスと樹液除去を行っています。
その際にはフードは研磨を施し再施工されていますが、入庫時はスケールの蓄積によりコーティング面の排水性は全く機能されていませんでした。言葉では表現が難しいのですが、塗面(コーティング)に馴染む様な、又は油分や汚れから弾く様な、キレもないようですね。
その様な事から洗浄を繰り返し、リカバリーは成功したようです。
※各お客様のお手入れ次第、環境によりリカバリー度の高低差はかなりありますので御注意下さい。
メンテナンス前と後では雲泥の差かもしれません。触って判るほどという事がその証です。
お客様の使用方法が良く目立つシミや傷が無いので、蓄積された汚れの除去が正しくできれば良い結果が付いてきたという事でしょうか。
完成
然程問題も無く終了です。先述したスケール除去には数回同じ作業を繰り返して、、、となりますので時間は要しています。
注意点
最後に注意点となります。
今回のお客様はボディコーティングと上手にお付き合いされている方です。
その中でも他のお客様にも注意して頂くために気になる点を記しておきます。
ボディコーティング以外にも樹脂パーツ部(外装黒色プラスチック、素地)の専用ガラスコーティングを施工されています。
施工品は樹脂専用ガラスコーティングになり耐久性は長期を見込んでいます。素材の劣化を防ぐ、美観を維持継続する場合は普段のお手入れは基本的に洗浄になります。汚れを溜めない、そして素材の特徴から樹脂はザラザラしていますよね?素材は凸凹なのでその目地にに入っている汚れもしっかり落としてあげる事は重要です。
適度なお手入れ、宜しくお願い致します。
定期的に御入庫と御利用を有難う御座いました!