茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

部分施工 研磨 ブログの構成について

パネル部分施工をさせて頂きました。諸事情により部分施工のみ御紹介をさせて頂きます。

塗装研磨前後比較

諸事情とは車両の御都合、お客様の御都合等になります。トラブルや不具合ではありません。私も出来る限り対応したく施工日を設けさせていただきました。何の事かは判りづらいですが、こちらの車両の全体の施工作業は後日順番が来たら御紹介をさせて頂きます。その為車種名や事情の詳細は今回書きません(もったいぶっている訳ではありませんm(__)m)

今回はトランク1パネルの研磨になります。
御紹介内容はシンプル単純となります。が、前振りを一つ噛まさせていただきます。

まず、車両を持ち込まれた時には曇り空(薄日が射す事も)でしたが、徐に見ると何やらサイドパネルに映り込みが素敵でした。

ドアパネルの映り込み

ドアに別車両が映り込みます。カメラを向けると映っている車両のピントを拾います。
巷で言われる”鏡面なんちゃら”ではありません。
塗装に於ける鏡面とは肌を落とす、潰す、いわゆる表面を平滑にする事になります。誇大なアピールしている簡易業者、燃料売っているコーティングなどはここで言う定義が違う、又は勘違いしていますので一般の方は騙されない様お願い致します。そもそも、塗装、塗りが出来ないのに研磨を行う事や、それを飛び越えて鏡面を謳う、強調、アピール、過大なパフォーマンス、信用度が無いと思うのは私だけではありません。

ついでに一つ投げかけてみましょうか?
上の写真は肌は新車塗膜(生産時のメーカー塗装)に準じているものです(研磨は入っている)。
◉塗面のリフレッシュ(傷を除去したりシミを除去したり等々他)して、塗面を最大可能な限り生かす作業済み、新車時に近くなればが理想⇒次にいわゆるコーティングという手法で保護⇒自然な光沢(塗面を生かす光沢)で不自然感は無しと塗装の本来の表現 ※一般的に優良な施工店、当然理論も理解している

◉別な方法では塗装研磨は行なわない=やっても正しい方法ではない⇒綺麗になった様な気がする⇒上からコーティングらしきもの⇒塗った感丸出しと違和感、不自然さ、油を塗った様な印象、透明度が不足=艶が出た様な気がする(誤魔化されている) ※簡易施工、理が無い(道理に合わない)

さあ、どちらが良い、正しい?
書くのはここまでにします。

さて、この記事の本題です。
行った作業を見てみましょう。
トランクを研磨してコーティング保護する作業です。
塗面の状態は、

塗面の状態、研磨前

症状レベルとしては洗車機、使用者の普段の手入れ加減が強いのと頻度が非常に多い。その為、かなりの重症レベルになります。

チョッと架空のやり取りと問答をしてみましょうか。

この塗色は”黒”です(カラーNoは控えますがソリッドです)
問:画像から塗色の黒以外に見える色は何ですか?
答:照明の映り込みや反射=パネル上に三つの照明が映っています。
問:それ以外には何か?
答:ある規則性といえる曲線の白い線が無数と言えるほど見えます。

そう、それが傷、キズ、きずと言えるものです。
その事により塗装の黒色の表現力が劣ってしまうのです。発色は劣るし、艶が無いように見えるし、透明度が無く感じるし・・・など言い方や表現方法があります。
これに対処する方法は磨くのです。
ただ磨くのではなく、その目的を理解しなければなりません。
それが上の状態であれば理由は明らかではないですか?

で、研磨を行いますと、

初期研磨後

初期研磨というやつで、最初に粗くザックリ磨くと↑の感じ。
ザックリと言っても各々の傷一本が深いので時間も要する事になります。
程度の良い車輌の2~2.5倍は磨いている感じがします。普段の研磨法で変則(変速)無しで、時間=研磨量で算出
2~2.5倍とは、もっと詳細をとなれば㎛の計測値のお話しであって、ここでは具体的数値は述べません。

因みに研磨最中の途中経過時は、↓まだ、深い傷の残留があり、これをあれやこれやと色々、何処まで追うか、注意(技術面で)も大事、の経過中写真です。

研磨最中

その後、仕上げに入り終了です。

記事の尻切れ感はありますが、他の来客対応、当日施工の当日中のお渡し、限られた時間での作業ですので写真は控えて余裕がありませんでした。

お渡し準備中の車両移動時には屋外で確認、

研磨後

研磨後

研磨後

ボディコーティングでの保護も行っています。
帰宅されてからコーティング施工部の一晩経過について少々の注意点を御説明。簡単に言うと塗ったばかりですからね、デリケートなのは致し方無い。

読んでいる皆様には、いつも忘れてはならない事、上記の3枚の写真で、
必要以上と過大なイメージを持たれぬ様お願い致します。
よくある質問などで、
この傷取れますか?→答:塗料が削れて下地が見えてますので無理です
御理解をお願い致します。また、深い傷も限度(残塗膜、残クリヤ層)というのがあります。
研磨を含めた多種の作業はメリットもあればデメリットもあり、その丁度折り合いがつく所が車両(塗装)に対して最適と考えます。(安全第一安心第一)

御要望が高かったり求めるのであれば、塗装屋さんで塗ってもらいましょう。
又は新しい車輌へ買い替えれば望みは叶えられるという事です。何が言いたいかと、現状をベースにそれを再生や回復をとなれば限度があるのです。極端な表現で恐縮ではありますが・・・

冒頭の方でお伝えした通り、御紹介順番が来ましたら(数か月先~?)詳細を御紹介させていただきます。お客様も気さくな方で御理解と御協力をいただき大変助かりました。御利用を有難う御座いました!! 何だかんだと一時間~かかりますから遠方で何度も御来店頂き有難う御座いました。

 

【ブログの構成や記事について】

各お客様の車両の施工内容を出来るだけ詳しく御紹介するのが基本となります。ですが、その書く力には労力が必要となり、時間もかかるので頻度の高い更新が出来ません。(現状、数が月前に施工した車両の御紹介がまだです)

その為、空いた期間を誤魔化す為、簡易でも記事になる事や作業の風景として書く事も考えています。何処までは出来るかは判りませんが何卒宜しくお願い致します。