茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

トヨタ カローラスポーツ 新車施工 Exterior Interior 後編

新車のカローラスポーツ、2022年10月3日マイナーチェンジ後の車両になります。ボディ、アルミホイール、レザーシートのコーティングとなります。この記事はボディコーティング以外の後編とさせていただきます。

トヨタ カローラスポーツ

車両トヨタカローラスポーツ新車時にボディ外板、アルミホイール、室内レザーシートへ専用コーティングを施工させていただきました。この記事ではアルミホイール、レザーシートの施工内容になります。

検索等から直接このページへ辿り着いた方、ボディコーティング施工時の前編をまだ見ていない方は↓の記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。

s-detail.hatenablog.com

アルミホイールコーティング

純正225/40R18タイヤ&18×8Jで切削光輝+ダークグレーメタリック塗装/センターオーナメント付になります。このホイールへ専用コーティングを施します。
個人的な感想ですがアルミホイールへのコーティングが一番効果が判り易い施工商品です。

簡単に御説明を致しますと、
その理由は車の足元、一番汚れが付きやすい場所でお手入れの手間が軽減させれるからです。

ここで注意されていただきたいのが、↑の文章を読んで””コーティングしてあるから汚れが付かない””「手間」という言葉の勘違いが発生する方が多くいます。

もう一度少し付け加えて文章を作ると、
その理由は車の足元、一番汚れが付きやすい場所ですが、お手入れ(洗車)時に軽く洗っていただければ比較的容易に汚れが取れます。その為、洗う手間が簡単、時短にもなります。そして、もう一点の特徴・長所としてはコーティング被膜によりブレーキダストやその他の汚れ付着による固着防止にもなり、コーティング施工の恩恵を感じることが出来るでしょう。但し注意点があります、定期的に洗車、洗浄(カーシャンプー、ホイール洗浄剤使用)を行う事により効果を発揮します。洗車や洗浄の頻度が少ない方、そのスパンが長めに取られる場合は、汚れの付着、ブラック色を取り入れたアルミホイールなどは水アカやシミも目立つことになります。
この位書いておいても十分とは言えず、上手く効果を得られなかった人、特性を理解できない人もいるかもしれません。コーティングをしたから洗わなくてよいではないので間違いのないようお願い致します。
もう一つ、コーティング後は水洗い(ボディやホイール)というのも大間違いです。まずは何処で水洗いと聞いたのでしょうか?気が付いたら「水洗い」というのを自然に頭の中に入っていたのではないでしょうか?人から聞いたのであれば、スタンド系簡易施工やディーラーですか?もしくは、ネットで情報収集すると、その様なキャッチコピーを目にしてしまったのではないでしょうか?思い当たる節を書いてみましたが・・・(苦笑)

水洗いのみは✕で、カーシャンプーや洗浄剤を使用する理由は?お判りですよね??
判らない方、当店御利用をされる方は、店頭でご確認ください。

18インチホイール

施工中の写真はありませんでしたが、乾燥中の写真を一枚、

18インチホイール

また、純正ホイールのクリヤ塗装の膜厚が比較的多い、質の良いタイプは効果を更に感じるかもしれません。ここで言う効果は美観の事になります。元々のクリヤ塗装の厚みから光沢感があり、更にコーティングによる艶感も得られます。ある施工車両から周りの第三者の声(コーティングの事を知らない方)からは、ホイールがキレイですね!や、新しいホイールですか?などとお声がけを頂いたことが何度もあります。

※個人的感想や効果に全てを保証するわけではありません。

18インチホイール

18インチホイール

18インチホイール

ホイールコーティングは完成です。

レザーコーティング

インテリア、内装のレザー部への専用ガラスコーティングになります。今回はシートのレザー部への施工となりました。
まず、こちらの車両カローラスポーツG“Z”グレードになりますと標準ではスポーツシート(ファブリック)が装備されます。

メーカーオプション 本革+ブランノーブ® レッド色

そしてメーカーオプションで2色選択にてシート表皮:本革+ブランノーブ® がレッドとブラック色が選べます。もちろん有料です、内装色の”センシャルレッド”は、シート表皮は本革+ブランノーブ®、電動ランバーサポート、運転席シートバックポケットとセット。本革シートの一部には合成皮革。※「ブランノーブ®」はTBカワシマ株式会社の登録商標

さて、チョット気になるTBカワシマ株式会社とは?
私も過去にどこかで聞いたことがあるメーカーさんだなぁ?と思っていましたが、内装ファブリックのトータルサプライヤーという事でトヨタには大変関わりがあるあるメーカーさん。川島って書いてくれれば・・・(笑)
現在に至るまでに幾度と他の織物会社などと合併、共同、と複雑ですが、過去の実績や歴史は私が語ることが出来ない程の事です。同社とトヨタ紡織(株)、(株)龍村美術織物の各実績、その三社が母体となって自動車事業(シート、カーペットなど)は多種メーカーへ採用、納入されているようです。
歴史を見れば江戸時代まで遡る、また、献上、謹製、と恐れ多くもといった内容。
御料車、飛行機、豪華客船、新幹線、映画館・・・他多数
旧車好きなら1970年代のマツダルーチェの内装モケット(薄い記憶を辿ればあの赤いモフモフ?)

という事で、「ブランノーブ®」とは何ぞや?と思った所、特許取得済みのスェードを超えたヌバック調表皮だそうです。ブランノーブ表面は人工スェード表面と比較して一言で言うと”弾力性があって伸びる”とあります。この事によりシートの仕上がり性に優れているそうです。
採用例ではGR SPORT/AQUA、PRIUS PHVなどで実績済み。

という、シートがこのカローラスポーツにはメーカーオプションで採用されていて、全席分で考えればお値段以上となるのではないでしょうか?

今回新車時施工になります、簡単な清掃やブラッシングを行いながらコーティング作業になります。ブランノーブとのコンビなので、一部マスキングを行い本革部分のみ施工をします。

レザーコーティング施工

レザー部の作業が終われば、スエードのブランノーブ部は優しくブラッシングを行います。

レザーコーティング施工 ブラッシング

これは目を揃えるというか、ブランノーブ表面を断面で捉えると上層面が極細繊維で中間位が極太繊維、最深部が崇高構造となった特殊な繊維群を出来る限り同一方向へ流す、又は向きを揃えるイメージです。
すごく難しく書きましたが、簡単に言うとスエードは同じ向きに揃えると陰影の様なものが消えますので見た目を良くするという事です。一度触ってしまえば、一度座ってしまえばその揃えた目は崩れてしまうので何てことはない作業なのです。しかし、シート(車両)を預かって雑な印象を与えない様な作業をさせていただいています。

2列目(後部)座席から前へ移ります、

レザーコーティング施工

レザーコーティング施工

レザーコーティング施工

レザーコーティングについては他の車両記事も参考にされて下さい。現在新車時のみ対応が可能です、また、詳細や注意事項なども書いています。他車両記事は↓

s-detail.hatenablog.com

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完成

ボディコーティング施工記事と併せて車両の完成とさせていただきます。
お渡し前時の写真は、

トヨタ カローラスポーツ 

トヨタ カローラスポーツ

車両入替時に屋外へ出しましたので、太陽光下での撮影、

トヨタ カローラスポーツ

トヨタ カローラスポーツ

トヨタ カローラスポーツ

最後にお客様は遠方から初めて御利用されましたが、電話でのお問い合わせからそのまま御来店と素早い対応で感謝を致します(販売店車両契約から当店での施工に対しての事前来店)。そして、何といっても初めて来店されたというよりは、既に当店を何度も利用済みの雰囲気を醸し出しておりました、初めて会った気がしない様な(笑)という意味です。施工商品に対して御理解と御協力を頂き有難う御座いました!

当店への道中から気を遣っていただいてしまいました。

志ち乃

本店限定品などを頂いてしまいました!
大変有難う御座いました!!