茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

トヨタ アルファード 洗車では取れない汚れでお困り スポット依頼 

トヨタアルファード(30)、車両後部周辺でシミの様な状態でお困り事案件です。スポット施工で承りました。

トヨタ アルファード

困り事に際して当店をWEBで調べてのお問合せ、当店での施工車両ではありませんので車両情報的には詳しくはお客様に確認をしておりません。
30後期?(良くは見ていないが)比較的高年式、パールホワイト。ボディ塗装面を触りますのでボディガラスコーティング施工歴や有無は確認しました。

トヨタ アルファード

現車確認時にボディ研磨になる事を予想すれば、研磨によるコーティングは剥離となってしまいますからね。また、研磨に至らなくても強溶剤による剝離や分解でコーティングは無くなります(落ちてしまう)。

お客様に確認をしたところ、新車時やその後の施工は無いという事でした。スッピン状態という事で良いのでしょう、、、おそらく。

※他店施工、ディーラーコーティング施工などボディコーティングなどが施されている場合は処置の方法からボディコーティング再施工となります。その際はお問い合わせや御相談によりとなります。

 

お問い合わせ内容と不具合症状

電話内容「後のガラスとその下の方(バックドア)が何かが流れた様な?洗っても取れない」の様な感じでした。
※一字一句まで覚えていないので、正確ではありませんしその様なご相談

何か原因や何が付いたかは判らないという事で、私も判らない?電話では判らないので一度見せてもらう事に。

バックドアのウィンドウガラス、ドアパネルに何か垂れた様な跡です。

比較的大きめですし、それよりも何時(正確に)、何時頃付いた、気が付いたというのが不明となりました、一応全部除去出来ない可能性もありますが承りました。
※やって見なければ判らない(作業を)、、、、という事です。
※この時点で付着物は何なのか?は予測出来ていました。また、指触では見た目以上に段差があり侵されている事を確認済み。写真は載せませんが付着痕跡、その欠片が残っていましたよ。衛生上の問題でササっと除去処理。

アルファード 後部の不具合

ガラスとバックドアパネルにマスキングテープで印を付けました。おそらく上部(ガラス面)から下方向へ流れた(垂れた)のでしょうね。

ガラスの所は、

ガラスの不具合

バックドアは、

バックドアの不具合

バックドアの不具合

水垢の様なライン状ですが、そう甘くはありません。一応セオリー通りの強溶剤の洗浄しましたが話になりませんでした。これは上述した予想によるある成分による浸食になります。バックドアは見事な川の字ですな、当店での最終解決には研磨になります。研摩でも除去できない場合は塗装の方が間違いはないでしょう。

研磨作業

一旦整理しますが、お受けした作業は「何か垂れような跡を除去」となります。部位と素材が違いますのでバックドアガラス研磨とバックドアパネルの塗装研磨の二つになります。勿論二つの研磨には研磨剤や研磨機は全く違うものを使用し、研磨方法も違う事になります。

ガラス研磨

現在、ウィンドウガラス研磨はお受けしていません。適度にアナウンスはしているつもりですがお問い合わせを多くいただきます。注意点としてウィンドウガラス研磨用の資材も通常用意しておりません、何せやらないのに材料を抱えていても無駄になるだけですのでご理解を。

ご注意下さい、油膜取り程度の除去は可能かもしれませんが、鱗除去の特殊な研磨はお受けしておりません。WEBサイトにも記しています。

今回、バックドアの一部という態で小範囲と思いお受けしました。
という訳でガラス研磨、

ガラス研磨

オービタルサンダーによる研磨、そしてほぼ全面を研磨。垂れ跡の部分のみの研磨ではその部分のみ綺麗になってしまうのでほぼほぼ全面となります。全面が点状などのシミだらけでした、不具合部のみの研磨ではあまりにも不自然となります。作業的には鱗除去よりハード、研磨一発では決まらずの仕上がり調整も様子を見ながらでしたね。

ウィンドウガラス研磨

ガラスの研磨後、多々の角度から見て終了です。

バックドアパネル研磨

研磨には数回程度、除去できたと思っても透かして見ると痕跡が見えるので、

研摩中

研摩中

画像はイメージになります(このような機械を使ったよ~な感じ)。

テールランプレンズ研磨

そして、終了後に仕上がり具合を見ていると、テールレンズにもシミがあり。

テールレンズのシミ

テールレンズのシミ

垂れたもの以外のシミもあるのですが、併せて処理をさせていただきました。

レンズ研磨後

 

完成

バックドア 垂れたシミ除去

後部廻り洗浄、研磨完成

最後になりますが、リアバンパーに関しては研磨はしませんでしたが、メッキのガーニッシュはきれいに仕上げました(状態は醜く研磨剤は使用)。こちらも普段からの汚れシミ、ガラス面からの垂れた今回の不具合と訳分からなくなっていましたからね。
言われたところの縦長状に垂れた部分のみ作業となれば時間もかからず早かったかもしれません。一応バランスも見ながらの作業となりました。但しお客様が使用されていた状態の両側面とのギャップ、これはどうにもなりませんので、お客様の感覚や理解度で判断をお願い致します。

最後の最後に、何が付着で原因は?
当店御利用(ボディコーティング、ボディ研磨施工)をされた方には、お渡し時に必ず注意喚起をさせていただいているアレです。

一応ですが一般論を載せておきます。
如何なる汚れが付着したら早目に除去、洗う事です。
参考までにAIによる概要では「早急、迅速、とっとと、早い所、逸速く、早早、猶予なく、たちまち、速やか、 手早、状況によっては最優先、大至急、一刻も早く」など。
迅速な対応をお願い致します、そしてするべきです。
汚れや付着物による外的要因はその成分から大きく、そして時間の経過により取り返しのつかない事態になる訳です。それが急ぐ理由です。

読み物が嫌いな方には悪いですが、当店御利用のお客様には文章お渡しによる注意やお手入れのコツの御案内も検討してみます。

当店としては後で無駄にお金を遣う事になったり、コーティングや塗装を傷めて取り返しのつかない事態を招かない様に願っています。