ヘッドライトリペアから6年程度の経過後の再施工。最初にお断りさせていただきますが、ヘッドライトリペアは現在お受けしておりません。

ヘッドライトリペアは現在お受けしておりません。
お問い合わせもお断り致しております。
最初に施工法について
正しい理論に基づいた「研磨」と「スプレーガンコーティング(塗装)方法」になります。
正しい理論や数値、素材の特性、性質に基づいたものは何処にあるかというと、大手自動車メーカーや化学メーカー、等々にあります(大手企業や技術系メーカー、他にも)。その経験や資料から当店では施工を行っています。
今回の研磨(これは後に出てくる工法に合わせた)、研磨には前施工済みの剥離も兼ねて。
そして、研磨後の保護に必要なハードコート施工になります。ハードコートというとどちらかと言うと工業製品の最終保護技術(擦傷性試験や対候性試験等々も含む)になりますので、ここで使用するには些か大袈裟かもしれません。
作業のレベルや勿論の事、製品製造ではなく、使用経年劣化のリペアという観点から、レンズ面の復元後の劣化防止コーティングとでもいうのか、、、という形になります。お判りの通りアプローチが真逆なのです。
新品の工業品製造過程と劣化品再生では大きく違うのはお判りかと思います。
そもそも一から製造するのと、ポンコツ(劣化品)をキレイに見せるのでは訳が違う、という事は勿論新品や新品以上になる訳はありません。
今回の作業品としては一つの例として結果、参考までに画像で御確認下さい。個々の劣化状態や各車種、各ヘッドライトメーカーのレンズ特性により様々です。
今回のリペア作業では詳細は記しませんが「polyurea」施工になります。
※施工名となる事柄の詳細を書いてしまうと10,000文字は軽く超えてしまうでしょう、読み物嫌いな方は飽きてしまうが興味ある方は食いつくかもしれませんので、そしてその核心たる情報はお問合せ防止の為伏せる事にしています。
ヘッドライト脱着
作業開始にあたって、リペア作業には条件的に脱着必須になります。以前からお伝えしている通りレンズエッジ部の研磨、そして塗装方式を施すのであれば尚更エッジ部や周辺までを施工できないからです。車両装着のままでは施工の精度や施工性、品質、耐久性に支障が出ます。これは一言で言えば”施工は不可能”となります。
バンパー外しからヘッドライトも外します。



この後、ヘッドライトユニット全体の洗浄も行いました。汚れたままでは以降の塗装に影響が出ます、そしてエンジンルームに収まっていた事から油脂や埃や様々な汚れは除去。
対象の劣化状態
以前この車両(ヘッドライトリペア)の記事を掲載していましたが・・・
これは最後に少々書かせていただきます。


この車両は実験も兼ねて左右でリペア方法がそれぞれ違います。片側のスチーム系でリペアしたものは数ヶ月でクラックが入ってしまいました。とはいえこれでリペア前施工から6年経過になります。もう一方は塗装方式で施工されていましたが左右で劣化の症状が違うのが印象的です。今回は経年劣化の結果などを報告するのではなく再施工時の様子をお知らせいたします。
レンズ面の研磨
研摩になりますが一部クラック対応も含めての作業になります。但し、前回の作業時も数十ミクロンの研磨量もあり、今回は合計の数値計算も含めての作業。ポリカーボネイト素材の総厚みには耐久性等の懸念から、極端に薄くすることは”後先考えず”となってしまいますので、何でも削ればよいという訳にはいきません。何ミリ、何ミクロンという数値も専門に行うのであれば把握しているのは当然です。これは基礎知識になります。また目視不可の素材内部のマイクロクラック(表面上に見えなく人間の目視確認が出来ないレベル)も視野に入れる事は重々承知している事。劣化が酷く進行している、経年数により対応度も違うでしょう。
ヘッドライト裏側まで養生を行い研磨に入ります。



ここはサービスカット(写真が)まだ道のりは半分には届かないとなるのですが、♯600と♯800の比較ですね、判りづらいですが。
番手はほぼ飛ばし無しで、二桁から四桁まで使用するので時間は要しますね。
当店では大手3社の研磨紙(メーカーによっては研磨フィルムと呼ぶ)を使用。3社を使う意味理由は研摩には大きく番手を、幅を必要としますので、カバーしきれない部分を補う事、それと特殊な研磨使用時の指定品がありどうしても必要。
※特殊研摩用の研磨紙は現在その特殊性から在庫欠、入庫日不明
基礎知識はトヨタ自動車のマニュアルですが、時代も変わり現在その知識はベースに7割方、その他技術や資材の進化により3割位は他知識と応用。
余談になり何度か書いていますが、当店の顧客様にはその大手資材メーカーさん勤務という方も居ります。後から知って驚いたのですが(数年も経ってから)(笑)。
余談の余談になりますが、他にもヘッドライト製造メーカーの方も居りました!

↑ の写真はエッジ部の処理になります。先述したように脱着が必要というのは、これも一つの理由です。エッジの形状、段差や巻き込み、それに応じてユニット樹脂部(黒い部分)との境界ラインや形状により研磨と仕上げ方法があります。ヘッドライト(車両)によりそれぞれ違いますので、初めて触る車両などではその場で方法を考え判断します。今回の現状合わせはピックツール・ストレート(千枚通しみたいなもの)での、処理を行っています(勿論、針で突っつくだけではなく他の研磨剤と併用)。これは如何に塗着させるかという処理になります(反対に言えば剥がれ防止)、塗装強度を持たせる作業です。
その辺の業者に聞いても判らない事ですが、専門的に行うという事は細部にも処理が回るという事。平面や広い部分をペーパーで研磨して終わりという単純なものではありません。
研摩の最終は、


必要に応じて研磨剤にて、

研磨終了に辿り着くまでには、研磨時の不具合箇所の修正や一旦前行程研磨へ後戻り(パーパー研摩目消し番手戻り)を何回も行う。その為、簡単な作業ではなく劣化や不具合に応じてとなる。
研磨終了で塗装工程の直前、


塗装
塗装準備などから、



脱脂作業、

脱脂についてポリカーボネイト素材の無垢状態なので、有機溶剤系は使用しません。以前も何度も書いたので詳細は書きませんが(笑)
素材に攻撃性が無い脱脂剤を使用、当然塗装前提なので除電性能効果あり。使用する物に対して世間の皆さんはココが大きく間違っている例が沢山。みんなの好きなYouTubeみても間違いだらけのオンパレード、”本物(プロ中のプロさん)”はいないですね、残念ですが。

ヘッドライト裏側も完全にマスキング。

上の写真では判りにくいですが、ここでも脱着理由というのがありますね。

丁度良い写真が無かったのですが、場所的に言えば矢印の所。これはあまり攻めてはいないが、ユニットの黒い部分まで数センチや数ミリ程度塗ってしまう(含めてしまう)場合もあり。
今一度一度書きますが、エッジの吹き付けに関する際(キワ)処理、見切り部の位置決めと判断があります。
要するにレンズの何処までを塗るのか?
それは形状により様々なのですが、レンズを飛び越し樹脂部(ユニットの黒い部分)まで、見切りの良い所まで塗る方法。メリットや期待する効果は剥がれ防止などになります。レンズの接着面(殻割り時に剥がす所、接着部)でキッチリ切ってしまうと、塗装の密着に不具合を生じる場合もあるからです。
以上はケースバイケースなので個々のヘッドライト形状などで決められます。
と、能書きは終わりにして塗装しました。
(ウレタン塗装の様なスプレーガン塗布です)


polyureaなので20℃程度の気温で15~20分常温で乾燥終了、触れます(笑)
後は車両に取り付けるだけ。
完成
車両に取り付けていって、バンパーも戻して完成です。



屋外で見る印象は、


今回は塗って乾いたらポン!と付けて終了です。塗って成功すれば(修正や仕上げ無し)素早く終わるのはメリットかもしれませんね。
遠赤外線ヒーターの強制乾燥無し、塗装後の研磨も無し。
研磨修正は微細なブツが僅かにありますが、取り作業は無しでも行けると判断。殆ど気になるレベルではなく、そして塗料の特性から膜厚(指定、適正)考慮を第一に。また塗り方にもよるのですが肌感はレベル最高(ガン塗装なので完璧はありません)
まとめ
簡単にポイントも含めてまとめます。
①条件:ヘッドライトリペアはヘッドライト単体でのみ施工
※可能な限りリペアの完成度や耐久性を行うなら
②研磨:正しい研磨方法による劣化除去
※劣化の状況により完全な修復は不可能の場合あり
③油脂分除去:脱脂を含めた素材に対象物に安全な方法
④塗装方式:塗料種に応じた的確、適正な膜厚量、polyurea塗装は少しシビア
⑤仕上がり:仕上げ作業は研磨もあり、条件による

最後に
ヘッドライトリペアについてはお問合せをお断りしています。
なぜならば記事掲載、様々な施工車両のご紹介により、お問い合わせが年間にしてみれば100件~などと、反響があるからです(過去その様な前例あり)。以前の私が書いた掲載記事(現在は削除済み)では、あるワードがGoogle検索結果で一位(一番上に表示される)の為、最も満足できる、信頼がおける情報としてアクセス数が突拍子もない数字だったのです。
色々ありますが、お問合せは対応不可になりますのでご容赦ください。
ご紹介する記事、本記事の趣旨はヘッドライトリペアにてこの様な方法を取った、、、という事に留まらせていただきます。
※無駄な解説や理論等で長くなることを避けたつもりですが・・・
ヘッドライトリペアは現在お受けしておりません。
お問い合わせもお断り致しております。