茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

ヘッドライトリペア受付の再開について2021.06.12

6月に入り再開したヘッドライトリペアですが、多くのお問い合わせを有難う御座います。県外からもお問合せがあり大変恐縮で御座います。今回再開後から間もないのですが御連絡、注意事項等が御座います。

まず最初に今回入荷した分の材料は残り僅かです(2021年6月13日現在)、新規に受け付けられるのはおそらく数台で一旦終了です。思っていたより早期に一時終了となりますので宜しくお願い致します。

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ヘッドライトリペア 樹脂専用塗装仕上げ

せっかく御相談を頂き条件が合わなかったなど、施工が不可能だったり大変申し訳ありません。

また、作業に対して対価として料金を頂いておりますが、低価格を売り(セールスポイント)にしておりませんので御理解と御協力をお願い致します。お客様の御予算、想定とは差異があります事は良くある事です。

作業工程や流れ

価格面と作業工程のお話を多少御説明を致します。

まず、トヨタ自動車の工程、流れを簡単に書かせていただきます。

  1. レンズ面の確認
  2. 研磨用マスキング
  3. ハードコーティング膜の除去コンパウンド研磨
  4. マスキング
  5. 洗浄・脱脂
  6. 下塗りプライマ塗装
  7. ガン洗浄
  8. クリヤ調合
  9. クリヤ塗装
  10. 乾燥
  11. 塗面の確認と研磨

全12工程→ご注意!あくまでも参考資料、当店では実際には工程増(大手メーカーさんが資料として持ち帰る位の内容です)

とあるのですが、これだけでも相応の時間が掛かります。

工程には車両移動(入庫時)、その他洗車、などは計算されていませんので、あくまでも標準レベル、時間計算となります。

簡単な話、使用マスキングテープの幅から張り方まで事細かく設定されているのですが、そんな机上の計算の様には上手くいかないのはお判りかと思います。否定ではなく基準があるので、車両や状況により臨機応変に行えばよいと私は理解しています。

それはどうでも、当店ではお預かり時間を2.5日~3日程度設定しています。たかがヘッドライト、されどヘッドライトですが、多くの工程と作業を行います。

注意事項

冒頭でも述べた様に施工残数が残り僅かです。既にお問合せのタイミングの良かった方、条件が合った方などは早々と施工させていただきました。

また、受入条件などは過去ブログ記事にも書かかせて頂いています。そして、受付時、お見積り御相談時には書面で確認をさせて頂いています。

  1. 基本的にヘッドライト脱着後の施工(施工の完成度、耐久性が望めます)
  2. 止むを得ず脱着無しの場合、それ相応の条件を御納得・御承諾される方 注1
  3. F廻り、特にバンパーに補修歴が無い車輌(再塗装の剝がれを懸念) 注2

ボディコーティング業務を優先的に行いますので、在庫が無くなり次第一旦終了です。リクエスト・御相談があり次第、再販を検討する事になります。

※注1 脱着無しで施工できる車両は多くはありません、現在の車両ライト形状、F廻りのデザイン複雑化により機械研磨に支障があり。そしてエッジ廻りの作業は不可能です。一般的な施工店などで車両についた上での施工を基準には考えてはいません。

※注2 格安修理、粗悪塗装、塗装不良、経年劣化の場合マスキングの張り剥がしで塗装が剥がれるという事例も少なくありません。研磨時にもマスキングを何重にも行いますが、機械研磨時には強い外力が加わりますのでバンパーなどPP素材(ポリプロピレン)の塗装不良時には剥がれてしまうなどのトラブルも懸念致します。また、ヘッドライト塗装時には有機溶剤を使用しますので特に注意が必要です。その為ヘッドライト脱着持ち込みであれば安全です。

 

 

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ヘッドライト樹脂専用塗装

積極的にはお勧め致しません、お客様の御要望やお問い合わせが多いが為に、可能な範囲で応じております。

ヘッドライトリペア全体について「これが最高」「最強」「完璧、新品に」などは一切ありません→手塗りコーティング剤、塗装方式、蒸着処理等々のどれを選んでも

そもそも、メーカーが製品として作ったものが数年で劣化、それをリペアするのですから消耗品をリペア継続再施工処理で使用すしかないのです。

厳しい表現ですが、御理解をお願い致します。

 

参考までに、ヘッドライト記事を別に用意、準備していますが、

(2020年4月に経過記事を書こうと思っていましたが、既にそれから1年が経過中)

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ヘッドライトリペア3年経過後

↑ 左右でそれぞれのリペア方法後に3年経過した所です。

左(樹脂専用塗装)は3年経過でもあまり黄ばみという印象はありません。

右(スチーム系)は同じく3年経過で変色しています。3年で急激に変化したのではなく、1年経過頃に既に劣化変色、変化が起こっていました。

現在、劣化が著しく目立つ、、、処かPC素材そのものに影響を及ぼす事になりました。その為3年経過で再施工という事でマスキング中だったのですが、一旦留まり更に2ヶ月が経過中です。

↓ からの更に経年後となりますね。

 

s-detail.hatenablog.com

結果は既に1年程度で判ってはいた事ですが、既に3年と2ヶ月が経過中・・・
現在記事の続行の為に写真を整理中です。