アルミホイール単品持ち込みコーティングから1ヶ月後に、車両のボディ研磨とコーティングを御依頼されました。
車両の入庫時には施工済みのアルミホイールに交換済みでした。
アルミホイール専用コーティング施工時は、
経緯と御注文
タイミング的には新ボディーコーティングが出た事というのもありますね。また、新車時のボディコーティング歴もありましたが今回は経年による思い切ったリフレッシュという事になるかと思います。
御注文的にはボディの研磨、そしてそれを保護するボディコーティングになります。先に研磨となる訳ですが事前に車両を拝見していて、失礼ではありますが細部の汚れも気になる所でした。それらを含めた作業というのが研磨には含まれます。状態にもよりますが細部の汚れ除去洗浄はかなりの時間を要する場合もあります。
そして、樹脂の未塗装部への一部に樹脂専用コーティングも御注文をいただきました。
車両情報
こちらのフォレスターは2018年車、ボディカラーはクリスタルホワイトパール【K1X】3コートパールになります。
車体の方でフロント、リアに後付けSTIエアロ、そして一部ボディに加修の情報もお知らせ頂きました。ご協力ありがとうございます。
入庫から洗浄
最初に入庫時の気になる部分を何点か。
細かい所を挙げたらキリが無いのですが、モール際や溝にあたる部分などは黒ずんでいるようです。
車両全体の洗浄を進めます、広い面の塗面は勿論(研磨前の下準備)、細部など・・・写真はあまり撮っていませんでした。作業が濃い時には撮っている余裕はないという事です。
↑ 洗浄!なぜかこれ一枚?
樹脂の部分で油脂や他の汚れ、樹脂専用特殊洗浄液を使用、
拭き取って見れば、黒く付着してきます。
あまりやり過ぎても艶が出てしまいますので、程々に加減と自然な状態がBEST。
という訳で研磨に移ります。
研磨作業
撮ってあった写真からドアパネル、
パールホワイト色などの淡色系は見えづらいですよ。
光源(色温度)を変えても、
↑ 傷が多い為に光の反射が散ってしまう。
研磨後はスッキリ。この様な形を取っていけば発色が正常な状態になります。
研摩を進めます。
ところにより、部分的にこの様な状態もあり。
強溶剤でも除去できなかった部分と症状。
肌荒れではありませんが水アカ付着も酷いようです。
研磨後の写真は無かったので申し訳ないです。
フロントへ移り、
角度を少し変えればこの様に見えます。
上面にあたるフードはシミ劣化が多く見えます。
以下は研磨後です、
研磨後はスッキリ、サッパリなのですが、少し惜しい部分もありました。
この写真は判り易いかと思いますが塗膜に部分的に堕ちてしまっています。実際にダメージを受けた部分は凹んで見えるように下がっています。塗膜が溶解してしてしまっているからです。
その他諸々の研磨を行い車両全体の研磨は終了になります。
ボディコーティング
最後にボディコーティング施工になります。
発売されて間もないECHELON Ver.3.0で複層被膜、化学に基づいた確かな性能、20年以上の歴史があり進化系コーティングです。
ECHELON Ver.3.0について
簡単にまとめてご紹介をします。
当店への施工目的の一つに挙げられる方ではコーティング被膜の機能性として親水コーティングとされる方が居られます。その為に「THE親水」というワードがピッタリはまるでしょう。親水を好まれる方はこれ一択です。多くの”大人の方”がご利用されています。
また、その機能性や水分を弾かず親水(水との親和性)となるのか?当店ではその様になる理論(表面加工)などを”一般的な例え”として御案内をしています。そもそも、表面を様子は肉眼では確認も出来ませんし、層や被膜と言われるものは無色透明、ほぼ見えない物に対して言い方や話し方、理論等での御案内となりますね。
施工法の特徴としましては、スタンダードな複層コース、そしてスプレーガンによる施工法で多重層による膜厚増(オプション:6層でも7層でも可能)。とセミオーダーが可能。プレミアムコースと組み合わせれば車両全体と細部にも施工が出来ます。
親水性を好まれる方、混ざり物が無いコーティングを検討されている方は御相談下さい。
遠くは県外の方からも御利用されています、また今まで一通りの撥水コーティングを試してきたが・・・という方も居られます。
間違った例としては撥水によるヴィジュアル的(目で見て)な感覚、コーティング剤が水分を弾いているのか、油脂分が弾いているのか判らない方(あやふや)。撥水系で弾かなくなったからコーティングは落ちてしまったと判断する方。
どの様なコーティングもメリットデメリットは存在しますし、各特性を理解しながらご利用されるのが理解度の高い方(人)となります。
※撥水、親水タイプと優越を付ける訳ではなく、目的別、嗜好、求める機能性により選択をお願い致します。
樹脂専用コーティング
フロント、リアのSTIエアロの黒い部分、樹脂専用コーティング施工。
洗浄前、洗浄中に気なってはいましたが、既に抜けにくいシミ痕。
記憶が薄れていますが、確かバンパー部のシボ状の樹脂部も施工したのかな?忘れてしまいました、申し訳ありません。
その他作業等、気になる部分
サイドバイザーも少し調整しました。
長年の経過により細かい傷が多くなりますので透明度に影響します。研摩によりスッキリする事でしょう。
研磨前の写真は無かったのですが、ラジエターグリルのメッキ部は気なっていました。特に固着したシミの除去を行いました。
メッキのくすみも取れスッキリしまたね。
グリルのブラック、樹脂部も可能な範囲ですが洗浄、清掃により仕上げ。
他には作業の上でこういう細部、
バンパー側(バンパー上部隙間)とヘッドライトレンズ下側は汚れが溜まりやすい所。バンパー側(塗装部)は勿論、ヘッドライトレンズ下側と両方手を入れます。レンズは透明です、汚れていれば台無しというか汚れが見えるのであれば可能な限り除去。
作業途中に細かいプレイも随時遂行し、まもなく完成です。
完成
完成です、
移動時に屋外でも写真を撮らせていただきました。
アルミホイールもバッチリではないでしょうか?
この写真↓が一枚、どこかの部位研磨で苦労したのでしょう?バフの汚れとくたびれ感は尋常ではなかったのか?写真を撮っていたという事は何か印象に残ったのでしょうね(笑)
何はともあれ、終了完成です。
お客様には色々とご協力していただき大変有難うございました!!アルミホイールコーティング~ボディ全体まで大変お世話になりました。