茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

BMW MINI 3 DOOR ボディ研磨 ボディコーティング

遠方からお問合せ頂きボディ研磨+ボディコーティングを承りました。

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ミニ

同県内からですがかなり遠方からお問合せ(ルートにもよりますが1.5~2時間)、何度も足を運んでいただくのは申し訳なく、御来店時にお見積りと御納得いただければ即入庫という日程と調整をさせて頂きました。

 

車両情報

お客様からお伺いするとお手入れ頻度は高い、お出かけ前や休日時には洗車をしてから・・・という訳で当日もキレイな状態でお車を拝見させていただきました。

最近購入されたそうで、平成30年式ディーラー所有車(BMW認定中古車)の走行距離極僅か、綺麗な発色は”スターライトブルー”色です。

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BMWミニ スターライトブルー

 

ボディ研磨

各種洗浄には細部を含め行います。塗面やパネル間、気になった部位などを洗浄、

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カウルトップ

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アルミホイール

奥まったカウルトップの溝、輸入車アルミホイール洗浄(鉄粉の多さ)は定番ですが、特殊洗浄剤で徹底的にきれいにしておきます。

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洗車 各種洗浄後

塗面の研磨ですが悪くも無く良くも無く、雑に扱われていた訳ではないが一般的な使用感です。元々持ち込まれた状態でも鮮やかな発色で全体が綺麗に見えます。これはこの塗色の奥行き感があるからです。

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塗装状態

照明を二種使用しているのですが、片方のライトは照度を低く設定(調整式)し状態を確認。見えていない事には何をどう?研磨をするのか判りませんので今回はこの方法です。

※専門、特化している業種の為、照度や色温度を任意に調整できる塗装やディティーリング専用の特殊な照明機を使用しています。

遠目に見るとモヤモヤと見えてしまうのは、微細な傷が多めに密にあるようです。

今回は研磨前後の写真は撮る機会は無かったのですが作業を進めて行きます。

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研磨中

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研磨中

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研磨中

ルーフのブラック塗装はリカバリーが難しい場面もありました。クリヤが侵されている部分もあり。

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クリヤ層が損傷

その他、ついでというか気になりましたのでテールランプのレンズも軽く研磨。

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研磨前

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研磨後

塗装部以外ですが照明が当たると見えてしまうのです。
見えてしまえば気になりますよね、心ばかりのサービス作業とさせていただきます。

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ボディ研磨後

ボディコーティング

研磨後にはボディコーティングです。

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脱脂後の状態

脱脂作業後に塗面を確認すると(!)思わず写真を撮りたくなります。蛍光灯の映り込みは塗面上が素の状態。これにコーティングで保護をして・・・
何事にも順序というのがありまして、洗車してコーティングを塗れば綺麗になる、、、訳がない(笑) 

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コーティング作業

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コーティング作業

ボディコーティングが終了となりますが、御相談時に追加でご注文のアルミホイールコーティングを行います。

アルミホイールコーティング

ブレーキダストなどからの汚れ軽減、付着後の固着防止、お手入れ時のし易さなどに効果があります。

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アルミホイールコーティング施工

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アルミホイールコーティング施工

キレイに洗浄、近くで見るとメタリックの輝きもしっかり感じ取れます。低走行車なのでダメージも少なくこのままコンディションを維持出来る事を願います。

アルミホイールコーティングは大変人気がある施工商品です。ボディコーティング施工と同時に施工する事をお勧め致します。

miniのアルミホイールは15インチでしたが、施工後直ぐに塗装用ヒーターで強制乾燥で硬化を促進します。この作業だけでも他店とは一味違いますね。

完成

完成となります、人気(御指名)のボディコーティングとアルミホイールコーティングの組み合わせでした。

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コーティング施工後

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コーティング施工後

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コーティング施工後

お客様が求めている、又はお好みのコーティングがあり遠方からお越し頂いたという事です。そして、その為の塗装への下地作業もしっかりやらせていただきました。

何度も申し上げますが、遠方から御利用有難う御座いました!

補足

車両状態、特に経年車、補修部有、などにより状態を確認する事は大変重要です。
特に研磨作業というのは塗膜を触る行為です。その為いわゆる新車塗膜(工場出荷時の塗膜)であれば然程問題はない(以前に研磨歴がある等はまた別の話)のですが、何かしらの歴がある場合は気を付けなければなりません。

※軽研磨と謳われているものや、水垢落とし剤で下地と謳っているもので完結しているものとは全く異なる別物です。比較対象にもなりませんので「磨き」「コーティング」と同じ単語を使用している為、誤解の無い様にお願い致します
通常の研磨時の様子は、

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研磨時

車両の周辺は真っ暗です(写真により明るい場合は多々ありますが、これが一番多いパターン)

今回は、一部パネルにより確認が難しい場面がありました。
これには色々要素があるのですが、例えば凄く上手(レベルが高い)に補修している、反対に何も補修していない、など、実際には塗面だけではなく、フェンダーライナーやシーラー、ウェザーストリップからドア内部まで見ています。

この車両では怪しい、確認しておく場面では最終的に塗装部で確認となりました。本来、研磨時や施工時では屋内で全て遮蔽して屋外に出す事はありませんが、やはり自然光と太陽光での確認となりました。

研磨が終了位の時でしょうか、

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太陽光での確認

私の感想というか感覚では奥行きがある色味で、確認事項はメタリックが立っているのか?、ムラとかはないのか?隣のパネルと比べて量や質を太陽光で確認となった訳です。新しい車輌ですし、粗探しをしている訳ではないのですが、塗面を触る上で誤った方法を取る事は許されません。コーティング、磨きなどは塗装を見る(実際に目に映る、状態を確認して判断する)事から始まります。

※凄くシビアな作業中や後の仕上がりに影響する場合は、特別な事が無い場合を除いて中断しての屋外へ出す事はありません。

今回、どうしても確認だけはしておきたいポイントがありましたので御了承下さい。お客様に不安を与える様な印象、事態と捉える事は大変申し訳ありません。

御利用にあたっての御案内

余談を一つ、当店で既に施工済みのお客様からのお話しですが、他店へ数件車両を見せたそうです(お見積りですね)。そのうちの一店ではお客様の車両の塗色を実際に見て間違っていたそうです。そのお店は濃色車を持ち込まれて、”黒色”と認識されていたそうです。お客様はこの時点で不信感を持ちますよね、状態以前に色の認識が出来ないのですから。「コーティング屋」と謳っているお店は多々ありますが、色々ありますので御注意下さい。

※こちら(余談で)のお話をお聞きしたお客様の車両は後の御紹介となります(順番が来たら)。参考までに特別にレアな車両でした。

お問い合わせに時々あるのが「ザックリでいいから値段は?(研磨とコーティング)」何軒も問い合わせているので値段です、価格です、おいくらでしょうか?です。価格が安い所を探されているようです。安い所は沢山ありますので御案内致しております。そういう方に限って塗装種が難しい車両だったりします。この前は2007年車のソリッドブラックだそうです。私的には現在はどういう状態、施工後の仕上がりイメージなどを心配しているのですが、聞く耳持たずのやり取りです(困惑)・・・

これは(上記の車両は)水性塗料に切り替わる前の塗装です。施工者は難儀、それよりも正しく扱えなければ御臨終、又知識が無ければ台無し、取り返しがつかない事になります。即席、にわかでコーティング屋になった人はソリッド研磨の経験が無いというのも他方から聞いたりします。

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各種クリーナー、溶剤

更に加えると、研磨前の作業時、作業後に使用する溶剤や洗剤には状態により選択を行います。それと同様に塗装種に合わせた、使用可否もありますので、希釈したり、全く使えなかったりと作業の中身とは想像するより複雑です。塗装に極力ダメージを与えないというのは重要です。

車両の出来栄え、仕上がり、施工後の塗膜の耐久性(例えば適当に磨かれたら心配ですよね)、どの店も作業、施工内容が違うのです。作業も違えば塗装種に応じた工法をしなければなりません。

という訳で、価格も大事ですが・・・
御予算の検討などに考慮したりするのには判るのですが、良い結果を求めるうえで検討される事をお勧め致します。

本来であればお見積りや各塗装に対しての施工などを御説明をしたいのですが、またの機会とさせていただきます。