ボディケアの御依頼です、お客様は数か月前から予定を組んでいただき御協力を有難う御座います。
新車時のボディコーティング記事がありますので参考にされて下さい。
入庫時
冒頭で数か月前から・・・とありましたが、実際に該当月付近が近くなると混雑状況などによりすんなりと日程が組めなくなり調整をお願いしました。皆さんの御協力によりお互い助け合いという事になっていますが、こちらのお客様には調整と御協力により大変ご迷惑をお掛けしました。
入庫時の様子です、
雨天走行後でしょうか?ボディ下半分は汚れから状況は一度洗ってからという事になります。また、フロントは虫死骸付着、タイヤは少しお疲れモードかもしれません。
各種洗浄
まずはフロント廻りの虫死骸付着除去、アルファードの車両形状(バンパーカバーからラジエターグリル)は地面に対して垂直に立ち上がっていて面積も大きいですね。この為に夏の時期は衝突する虫などは多い事でしょう。付着量の多さとこびり付きなどにより数度のアルカリ洗浄を行いました。
更に効果としては塗面(コーティング面)の不要な油脂分も除去できます。更に×更にガラス面にも効果があり、付け加えるならばメッキパーツにも効果はあり、比較的安全に扱える除去剤で危険度も少ない万能選手です。
部分的に水が弾いていたり、キレが悪いなどは多種の汚れが堆積している事になります。市販品で汚れに蓋をする様な手入れはお勧め致しません。簡易コーティング剤で被せる場合でも一度汚れを確実に落としてからというのが正しいやり方です。
※こちらの車両は違いますよ、一般的な日常使用の状態で特別変な事はしていないと思います。
俗にいうコーティング剤や汚れのミルフィーユ状態というのが近い将来起こる事になります。ガソリンスタンドの”コーティング”(彼らは汚れを寄せ付けないと呼んでいる)も、当店入庫車(当店でやり直し)の全てがミル状とう結果、そして、寄せ付けない以前の問題で既に混ぜ込んである状態なのです(笑)、笑い事ではないですが(失礼)
話は逸れていきますので気を取り直して作業の続きです。
下廻り、アルミホイール、タイヤなど一度の洗浄で落とせない部分も多々ありました。
コーティング面の保守メンテナンス
塗面(コーティング面)を触ります。各車両や各コーティング種によりそれぞれの状況により作業も違ってきます。
詳細を書きませんが、サイズ感大、面積が大きいので拭き上げなどはとにかく素早く。作業上の苦労話になってしまいますが、部位、場所によってはシミ、日常使用時からの水滴の通り道などの跡除去もかなり含まれます。
アルファードは特にリアバックドアのテールレンズ、ガーニッシュ、ライセンスプレートからの水切れが悪いので難儀します。
キズ一部修正と再施工
お客様からの御要望と御注文で走行中にペットボトルが飛んで来たそうです。それが衝突して傷のようになっているという事です。
部分的なので最小範囲の修正を行います。
研摩を行っていますのでコーティングは再施工になります。コーティング種によりますが一部のみ研磨してしまう事が不可の場合もあります。その場合はパネル一枚毎の作業になります。
車体サイズが大きい為、何をするにも時間が掛かります(何度も言いますが)。作業中に写真を撮っている余裕が少なくなりますが滞りなく終了になります。
完成
完成です、
御入庫までにご不便をお掛けしましたが御協力と御利用を有難う御座いました!!
おまけ:迫力あるリアビュー
以前から気なっていたマフラー、お客様に詳細を聞いてみました。記事でご紹介をして良いと了承を頂きました。
まずは画像をご覧ください、
見た目と裏腹に音量は至って静か。
お話を伺うとTRDマフラーパイプで後ろまで持ってきて、出口をベントレー!という事です。リアバンパーの出口の切り欠け形状よりチョッとオーバーサイズの為に大迫力となっています。