茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

トヨタ プリウス 新車ボディコーティング

60プリウス新車施工のボディコーティングになります。早めの御予約につき優先的に納車日に合わせた御入庫になりました。

トヨタ プリウス60

お客様は段取りも良く、納車時期がそろそろと見えてきた時期に当店へも連絡。早い段階の御相談から早期御予約、その後は密に連絡を頂き納車日と入庫日の打ち合わせ。
現在、メーカー、ディーラーもハッキリと納期案内もされておらず、不透明な所とかなりの待ち期間を要するそうです。

トヨタ プリウス60

 

車両情報

車両詳細は、とは言っても今の時期であれば新型であり新鮮さがあります。
ボディコーティング施工をお受けするにあたって最も直接関係する塗装。塗色は「プラチナホワイトパールマイカ」【089】になります。

プラチナホワイトパールマイカ

各種洗浄と修正と微調整

流水しながらの各種洗浄は写真を撮っていなかったようなのでご紹介は省略。
状態は一部問題もアリながら、悪くはない印象。

新車ですから良いのが当たり前、何もないのがBEST。今回気になったのが三点ありました。
一点目はメインの塗装状態です。上面の一部に除去が難しい症状がありました。

シミ状の部分

写真の例は一部で深度やどのくらいの範囲にあるかは表現できません。結構難儀でしたよ、数日で付いた様なシミではありませんでした。一般的に見て、通常の屋外の確認では全く見えないものです、あまり神経質になる事は無いと思いますが可能な範囲で処理させていただきました。

二点目はエンジンルームを開けて意外と水シミが付着。特にカウルトップには、

カウルトップ

三点目はテールゲート(バックドア)のダンパーへの付着、

テールゲート(バックドア)のダンパー

サッと拭いても取れないのには、時間が経過しているや全く拭き上げていないなど理由が当てはまるかもしれませんね。ハッキリってこびり付いているいる、乾燥、乾き切っている感じでした。
気を取り直して肝心のコーティンング前の塗面の下地作り、

塗面洗浄と脱脂

塗面洗浄と脱脂

コーティンング前のプリウス

作業は進み次の作業はボディコーティングになります。

ボディコーティング施工

ボディコーティングには特に書く事はありません(いつも通り)。
コーティング前の塗面が作れなければ、どんな高級品のコーティングでも定着もしなければ良い結果は訪れません。
だから、コーティングの性能は正しく塗られていれば、そのコーティング自体にお任せです。要するにコーティングさん頑張ってね!あなたの居所はこのプリウスの下地を作った塗面上です、良い仕事をしてね♪とお願いする形となります。
少し胡散臭い劇場的演出になりましたが、このコーティングは素晴らしいなどと宣伝は必要ありません。
という訳で粛々と作業を進め終了です。

※因みにボディコーティングには100%完璧な優れているものはありません。あくまでも塗装保護やお手入れ軽減や補助のアイテムになります。ボディコーティングに全てを委ねる事は過剰な期待とその行為は無謀となります。適切、適度なお手入れは必須、また、使用、保管環境により効果は変わります。

大変申し訳ありませんが一般的なコーティング屋の様なボディコーティングは何を掛けました~!! 等のアピールはありません。
実際には御依頼されるお客様との間で打ち合わせ、商品の選択、などをお見積り時に行っています。その中で注意点やメリットデメリットなども御説明をさせて頂いております。

ボディコーティング施工

ボディコーティング施工

余談ではありますが気になる点は、新型プリウスのデザイン上からリア部のバックドア廻りの特徴的形状。例えば経年後に全体のボディ研磨を要する場合、凹形状から施工性が悪くなると思われます。フロントも同様デザインともいえるでしょう。

リアガーニッシュの形状

リアガーニッシュの形状

窪んでいて上も庇のように出ているの 上下等長で狭いなどで作業性は良くはない。
そうは言っても全体の流れる様なデザインは魅力的で、広いパネル面は連続的に作業が出来るでしょうね。

完成

完成です、

ボディコーティング完成

ボディコーティング完成

ボディコーティング完成

お客様には感謝と御礼をを申し上げます。
まず、段取りが良い、数か月前から御予約と入庫まで御協力をいただきパーフェクトでした。いつも言っていますがこの様な方は車両購入も上手、比較的早期に納車されています。
御利用有難う御座いました。

 

マメ知識となりますが、新型プリウスには新素材が採用されました(写真は無し)。樹脂などと聞くと敏感になる傾向にあります。近年の車両の内装でピアノブラック仕上げのパネルなどは比較的多く見受けられます。
ですが、使用に関して使っていくうちに細かい(繊細)傷が目立ってきて気になる事も多いと思います。

先にお断りしておきますと、実車の内装を確認させていただきました(正しくは施工前後移動時に)。今回内装の施工はありませんので横目で見て写真も撮ってはいません。

新素材の箇所はシフトノブ、シフトインジケータ廻りの小さい多少立体している部位になります。
この素材は塗装等を用いず作られる素材で半結晶性ポリアミドというものらしいです。特殊な添加剤を使用する事により耐傷性、耐摩耗性、紫外線にも強いと聞いています。昨今のウィルス性感染症対策なのか、耐薬品性もありという事で消毒液(アルコール)の成分濃度が高いものも使用できるという事です。
私的な期待度からは手を触れる箇所、その近い部分であれば耐傷性には特に期待をするところです。

※情報には一部詳細が不明な所があります。例えば耐傷性と言ってもどのくらい?みたいな所もありますので情報は参考程度に受け止めていただくようお願い致します。