茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

BMW 2series 218d ボディ研磨コーティング

お客様には計画的且つ日程には余裕を持った御入庫をしていただきました。ボディ研磨とボディコーティングの施工、御理解と御協力を有難う御座いました。

BMW

初めに画像(写真)がいつもより少なかったので内容の説明に不足するかもしれません。

お客様は御利用前から当店のブログを読んでいたという事です(一年以上でしたか?)。
車両を依頼するのに当店に目を付けて頂き、そして事前お見積り御相談、その後御入庫となりました。初めに書いた通り御相談から御予約(御入庫)までは余裕を持った日程(一月以上)。お気遣い、御協力を有難う御座います。

 

車両情報

218dアクティブツアラー、初年度登録が2017年、その翌年に展示車(走行ほぼ無し)の様な感じで購入されています。塗色は”ブラックサファイアBMWの黒。
そして購入された時には販社で”コーティング”という名のサービス施工。ですが何をどういうものをというのが不明、お客様もサービスならいいや程度でした。その時には証明書やメンテナンスキット等は無しという事でした。

BMW 218d 入庫時

各種洗浄

初めにお客様は普段のお手入れは上手に行っていたようです。ですが購入から5年程度経過により自然に汚れが蓄積したり点状のシミの様な物が気になってきたという事です。事前の現車確認時に気が付きましたが大きなそして深い浸透した様なものは比較的少なく感じていました。
まずは塗面全体に付着しているであろう汚れを取っていきます。

その前に下回りや細部の汚れを吹き飛ばして、

下回り洗浄

なのですが、お客様のお手入れが良いのは判っていました。納得です、しっかりお客様自身で行っていましたので大変助かります!

塗面の方は、

持ち込まれた時の塗面状況

色々な汚れが溜まっているのでしょう。塗面の光沢などは今一つ冴えない状況です。

クォーターパネル部ですが屋外光(屋根下作業で旨く屋外光射し込みを利用する)の角度によりカメラで捉えました。

クォーターパネルのシミ

洗浄を二回に分けて別方法を行うと油脂分も反応しました。この油脂分も不明??

油脂分も含む除去

この後、洗浄後は、

洗浄後の光沢

これだけでも艶感がUPしてしまいました。
この様な作業を車両全体、パネル毎に施し研磨前の準備が整います。
塗面の洗浄にピックアップしましたが何度流水したのか?多種多様の洗浄を繰り返しています。

以下はドアパネルの流水時の写真を撮っていました、

流水による塗面排水状況

変に弾く事もなく、真っ新な状況になっています。

他にはバックドア

バックドア

バックドア内部、いわゆるドア内の汚れも簡易的ではありますが洗浄を行っています。

ヒンジ部などの洗浄

ドア開口部は一旦フルマスキングを行っていますね、泥水などが内部にかかってしまいますので。

最後に塗面の汚れ、ケミカルメーカーによってはミクロの汚れ、マイクロスケール、などとも言う。屋外自然環境による要因から各原因の複合的要素から塗膜やコーティング面に付着、堆積、蓄積されます。目に見えない様な汚れ、塗面の艶が無くなってきた、透明度が何となく鈍ってきた、通常の屋外使用環境から経年や日数を過ぎるといつの間にか感じる事です。
それぞれの車両により状態は違うのですが、作業中にどの様な状況を確認しているのでしょうか?

複合的に使用された溶剤による洗浄から塗面の状況

反応させた汚れは左側(除去前)です。除去後はスッキリしていますね。
勿論、点で見ても見えないもの、ある程度の面で見る(距離で見る)と工夫や慣れも必要かもしれません。実際には写真を撮る時(当然目視確認の為)にはある工夫を取り入れています(この場合環境というプラス条件かもしれません)。
闇雲に使用や作業を行うのではないという事です。

研磨作業

お客様も気になっていた斑点のようなシミは洗浄でほぼ取れています。しかし深く浸透したシミ、傷は残っています。それらにより今一歩艶というか発色の不足などを感じられます。
まずはドアパネル、

ドアパネル研磨前

いつも思うのは塗面に照明の反射の写真ばかり、ここは写真を一枚ポリッシャーの動きを挟んでみましょう(笑)

研磨中

ドアパネル研磨後

見えづらいので色温度を替えて見てみます。

ドアパネル研磨前

ドアパネル研磨後

次にボンネットです。

少し曇った表情の研磨前から、

研磨前

研磨後

メタリック、パールの粒子がハッキリと見えますね。

研磨後

深追いするのは現実的ではありません、深度のある傷などは残す事となります。
ここから、次パネルと分けるとしてバンパー、ノーズ部なのですが、水垢の付着量が全く変化します(状態が極端に良くない)。いつもはお客様の使用方法やお手入れ状況からこういう場所がね~と、推測するのですが判らなかったです??。

ノーズ部は状態は悪い

取り敢えず研磨で除去やスッキリと回復が可能になればと思い作業。

研磨後

写真も不足しているので研磨全体を終了とします。

研磨中

↑ 左側面ですね、
そして、マスキングを外しこうなる ↓

研磨後

ボディコーティング

ボディコーティング、いつも通りの何も書く事はありません。
コーティングは重要視はしていないのか?ではありません。コーティングのみで何かを得ようとするのが間違い。新車であれば研磨はしないが(※研磨ありでの施工コースも可、有効)、その前行程をしっかりできればコーティングを正しく行えばよい。
コーティングで色々と書いてしまうと、その部分のみ切り取り勘違いをされる方が多いので。勘違いとはコーティングを塗れば(単一行動作業)豪く艶が出たり、美観のUPを図れる等ですね。

コーティング施工

コーティング施工

完成

御注文内容をおさらい、ボディ研磨+ボディコーティングとなります。

お客様のお手入れが大変良く、条件的に大変有利だったと思います。私的に思うのは4~5年経過されている濃色でここまで管理されているのは凄いと感じます。経年の蓄積された多種の汚れは致し方ないという所だった事。但し、塗面にはスポット的に修正が不可能な場面もありました。私も精密機械ではないので、技術的、部分的に納得もしない場面もありご承知下さい。

それでは完成画像です(思ったより写真を撮っていませんでしたm(__)m)

ボディコーティング完成

ボディコーティング完成

ベルトモール

テールレンズ研磨

欧州車の堀の深いモール際(キワ)、パネル間では、かなりの洗浄を行いました。テールライトレンズも簡易的ですが研磨による傷除去。
全体の端から端、繊細な見方をすれば物理的に不可能な場所、不足する場面もありますがご了承下さい。


完成後の車両お渡し日には、

BMW

2台のBMWが揃いました。
御利用を有難う御座いました!