コーティングケアの御用命ですが、時期的な理由と洗車サイクルのタイミングにより花粉除去も別途御依頼になりました。
今回は目次を組まずに進行します。
車両は以前「他で断られ当店へ」でおなじみのスカイライン、ボディケアもお客様のタイミングで入れていただいています。
以前の施工記事も参考にされて下さい。
写真を撮った時はあいにくの雨、それ以前にある程度は状態確認が出来ていましたので通常のコーティングケアと花粉ダメージ除去を並行して進めていきます。
まずは下回り洗浄、
下回り～全体の洗浄、
ボディ(塗装面)は変な弾き方をしています、汚れている感が判ります。
特に上面はスケール除去とその中で気が付いた花粉を並行して除去していきます。
フロント先端部の虫跡除去、
バンパー等も専用除去剤で作業。若干虫飛来衝突跡がありました。薄く目立たなくする事は出来ましたが、それ以上の対応は最終研磨となります。その場合は研磨後の再コーティング等が必要になり、お預かり期間やご予算の問題が出てきます。予防策にはやはり気が付いた時、その直後に一手間(除去手入れ)を行って頂くのが最善策となります。
軽く表面上の汚れと下回り洗浄を済ませて、
意外と悪くない表情の側面。
花粉ダメージは範囲1センチ未満四方の箇所が数点ありました。
除去には加熱処理、処理時間は一か所に20～30分程度かかりましたのでトータル約２ｈ程度。例えば上面に数え切れないほどのダメージがある場合と比較すれば軽症と判断すればよいですかね。お客様の車両は手入れが良い状態、それでもいつの間にかダメージを受けてしまうなんて事もあります。
高温処理作業中で余裕が無い場合がありますので、今回は処理中写真は撮れていませんでした。
何度か作業を繰り返し、その為に洗い流す事はその度に、
流水すると穏やかな流れに(この車両は親水タイプ)
ご注意ください、通常のコーティングケアに花粉除去などの作業が加わりますと別途費用と時間を要します。
作業を進めての完成後、
屋外へ移動後に少し様子を見てみましょう。
サイドパネル(横っ腹)の映る姿はそのまま説明は要らない。
敢えて説明や注意、勘違いされる方へは、コーティングを塗る＝艶が出る・・・ではない。
最後に使用状況やお手入れ状況により、完璧の仕上がりでは御座いません。既に付いてしまった傷、拭き傷、あらゆる外的要因から来る不具合、少し研磨修正が欲しいな～、一部再コーティングまでしてしまっても良いのかな～などと考えてしまう場合もあります。不足する部分を全部追って行くとキリが無いのはお判りかと思います。濃色系カラーは難しい所かもしれません。
コーティングケア、花粉、虫死骸跡などと複数作業、記事内容は詳細まで書く事が出来なかったかもしれません。御紹介内容には不足を感じるかもしれませんが宜しくお願い致します。
お客様から切り出してきたのですが、この車両は既に新車から9年を迎えるそうです。年数から考えれば非常に程度が良くと考えるのが妥当ではないでしょうか？
少し振り返ってみますと、初めて当店へ御入庫された時には、定期的メンテナンス(コーティングの)というのでディーラーへ出されていたそうです。
※おそらく過去記事にも書いているのかな？
ハッキリ言って何がどうなって？状態でした。という事でお客様の注文(当店への)も判る気がします。
無理な御注文は頂けませんが、少しでもお役に立てていれば幸いです。
御利用を有難う御座いました！
