2021年最後にご紹介するのはレヴァンテ、「マセラティの生んだSUV」=マセラティのキャッチコピーよりとなります。迫力のハイパフォーマンスSUV車両のご依頼を頂きました。
ボディ研磨とボディコーティング、輸入車特有の汚れから守るアルミホイールコーティングを承りました。
車両情報
お客様は新車で購入されましたが新車時にコーティング等をされていなかったそうで、購入から半年以上経過から当店へご予約いただきました。
ご予約を頂いた時には予約ラッシュへ突入時点でして一カ月以上お待たせしてしまいまい申し訳ありませんでした。
ボディカラーは「216」の「ビアンコアルピトリコート」です。パールのTricoatシステム、ペイント方式、要するに日本式に言えば3コートと捉えて良いかと思います。
難しい所は別として、色は?と聞かれれば一般的にいうパールホワイトになります。
各種洗浄
入庫された時には雨天走行後などにより全体が汚れていました。その為、塗面状況などは一切判らず、状態により大きな問題はないと思いながら・・・いずれにせよ下地作りの基本に沿って素の状態にすべく洗浄作業を進めて行きました。前作業としてですが前面部にはかなり虫の死骸も固着していたので、強力なバグリムーバーを使用しておいたのも正解でした。
※今回は予約だけ取っていただき事前の状態確認などはご入庫日当日となりました。
主な洗浄ですが、下廻りからアルミホイールです。のちにアルミホイールコーティングを施工しますので洗浄後に脱脂作業も行います。
次に微細なパーツ周辺、パネル間の汚れを洗浄、
フェンダー部に付くエンブレム、汚れていないようで既に蓄積固着もあります。よく見ないと判らないレベルです。
次は大型のラジエターグリル(エアー以外も何でも吸い込んでしまいそうな位)、虫の死骸などの固着が目立ちました。
それから、見落としがちのグリルとバンパーの隣接部(パネル間、パーツ間)の汚れも洗浄。
その他、車両を一周洗浄して塗面の基本的洗浄を行い次工程の研磨に備えます。
↑ 鉄粉、その他あらゆる汚れを同時に落としていきます。
ボディ研磨
塗面の研磨になります。
各種洗浄後、そして塗面の素の状態を作っておきましたので、各照明器具による現在の塗面の状態がほぼ正確に判る事になります。
パールホワイトなんで見えにくい環境と条件ですが、
細かい傷や僅かなシミは出来てはいるが、写真に写るほど悪くはない状況です。
磨いた後に然程変わりがない?ではなく写真映りの問題です。
かなりスッキリした印象です。
大型(一つのパネル大)の車両になり、この2台↓の使い分けで研磨は出来ます。
その他小技を利かすところ、細部↓も研磨していきます。
リアバンパー下部のブラックアウト部はキズ、シミの付着は多目でした。
ボディ全体を色々とやり終了となります。
残す作業、主にコーティング等は別記事での御紹介になります。