茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

スズキ アルトラパン ボディ研磨コーティング

ラパン22S型のボディ研磨とボディコーティングを施工させていただきました。特にボディ研磨は塗装状態に合わせた作業を行わせていただきました。

ラパン22S

お客様は既に何台もお車を入れて頂いて大変お世話になっています。また、施工の主旨や内容、出来る事、出来ない事などを御理解されていて素晴らしい方です。今回は中古車購入後の御相談から施工の運びとなりました。

 

車両情報

中古車屋さんからの購入で特段大きな傷や凹みなどは無くといった所(小傷は年式相応)。車両年式は2013年、塗色はエアブルーメタリック×スペリアホワイト(ZKS×26U)ツートンコードは「FJY」ですね。特徴としてはブルーは街でよく見るお約束カラー、そしてルーフはスズキ車のソリッドホワイトでこれも定番色になります。このカラーは一番ラパンらしいという印象です。

ラパン22S エアブルーメタリック×スペリアホワイト

車両状態と各種洗浄

塗装状態(劣化や損傷)と汚れ等にと二つに分けて状況を把握する事になります。車両年式、経年数により、また、以前の使われ方により状況も大きく変わってきます。

まずは各部の細かい所やパネル間などの汚れを見ていきます。

ルーフ後方の汚れ

ルーフの角は真っ黒、という事はバックドアを開けると、

バックドアの開口部

バックドアの開閉部

藻が生えています。コケを含む汚れ、特殊洗剤を使用します。直接お客様が座るシートなどにも使える安全性もある洗剤ですから安心して下さい。
次はルーフなども見てみましょう、

フロントガラス上部

ルーフに一本のストライプ、これはツートーン仕様のホワイトルーフの特別仕様、、、
だからではありません。汚れ、水アカですね、長年手入れを怠ると固着していきます。

洗浄後

固着した物は簡単には除去は出来ません、ケミカル等の合わせ技で完了。
次はAピラー立ち上がり付近、黒ずんでいますね。同様に処理していきます。

水アカ

外装廻りを一通り見ていくと、あれもこれもとなっていきます。

エンブレム廻り洗浄前

エンブレム廻り洗浄後

色々と処理させていただきまして、次は塗面なんですが、お客様から御相談いただいたルーフの状態がよろしくない(具体的には何か白さが無い)・・・すみません写真を撮っていいなかったようです。ルーフの研磨には時間を費やした事から想像していただければと・・・状態が良くなかったのです。ではありますがメインカラーのブルーの塗面部分の内容は多く写真を撮っていますので状態や研磨の様子を次項で御紹介を致します。

塗面の劣化状態

研磨作業

まずは側面からです、塗面の傷状態はそれなり+症状は縦にほぼ均等にストライプが入っています。何が言いたいかというと水アカ、事前の洗浄ではあまり効果が無く、残留した分は研磨で処理します。それだけ塗面に浸透しているという事です。過去の実績からその水アカ痕が段になっていて塗面をそれだけ傷めているという事例もあり。例えて言うならば塗面上がゼブラゾーン状態(道路の白線は後から引くものでアスファルトより盛り上がっているでしょ)その位に指触で判るように凸凹感が出てしまう場合もあります。

フロントフェンダー研磨前

こちらの車両は指触では凸凹感はありませんでした。但し、水アカの縦のストライプ感はよく観察して頂ければお判りになると思います。塗面はサラサラ、乾燥、固着、水アカ浸透、洗浄時には更に汚れていた事になります。

研磨後

研磨後は照明の映り込みも素直(乱反射もなく)になり、傷もかなり取れたと思います。

指触での確認

どの様な車両でも、どの様な作業でも、指触は大事ですよ。見て、触って、匂いはあまり嗅ぐ事はありませんが(笑)。いずれにせよ注意は必要です。この段階でパネル毎の脱脂も行っていますので塗装表面は素直な状態です。それはツルツル感はありませんが、チョッとツルッ!位です。全体研磨後のコーティング保護を行うと更に状態は良くなります。
次はクォーターパネルです、

クォーターパネル研磨前

クォーターパネル研磨後

おそらく変化としては艶消しと艶アリ位の差があるかも。状態は大きく変わり美観はUPするはずです。当然塗色の見え方、発色が変わりますので十分な効果を得る事でしょう。
一言申し上げますと、研磨の方法や理論等を正しく理解して行う事が重要です。何となく機械をボディに当て磨いている様な、また雰囲気や行為では簡単に塗膜は減り、美観を上げるどころか失うものは大変多くなります。
変に弄られてしまう、(逆に弄っていないのかも)、何をされているか判らないのは、金を無駄に使う事にもなります。それより塗装が傷む!!
中古車を購入時に納車までに勝手に磨かれていたり、サービスで磨いておきます!?というのは最悪パターンです。そんなサービス程度(低賃金、低価格、作業日数は一日程度、照明・照射は無しの当てずっぽう作業)で塗装がキレイになる訳がない、何も変わらなければ無駄に塗装を傷めているだけで、そんな事をされたら損害賠償を求めましょう。

この車両ラパンは何も手を付けられていなかったから、逆に良かったのかもしれません。少しでも手を加えられていれば、それ以上攻めることは難しくなり修正などは困難になってしまいます。

参考までに私の事例を一つ、普通車~などで、塗装種、塗色や状態などによりボンネットとフロントフェンダー一枚の研磨で一日目が終わってしまう場合が多々あります。一日でたった二枚しか磨けないのですよ、遅いと言えば遅いのかもしれませんが、その車両、状態に合わせた方法(その辺の磨き屋や磨き屋風が言うマッチング)が最初になかなか決まらず凄く時間を要してしまうのですよ。方法や処方に詰まってしまえば、マニュアルまで引っ張り出して何回でも読みますし、参考にして応用も考えます(研磨システムのマニュアルって言うのもメーカーからの資料、ある自動車メーカライン生産工程完成検査を行う者と同様のシステム)何が言いたいかといえば、出来上がり美観の向上=残塗膜量(塗装をダメにしたくないでしょう)に”最善を尽くす為に時間を要する場合がある”という事です。もう一つ材料棚の引き出しも多く開けますが、自身の引き出し(技術の応用がしまわれている)も良く開けますね。

続けて、右ドアだったかな?、

ドア研磨前

渦を巻く塗面の傷状態、

研磨後

参考までに塗色の濃度に合わせて、照明の色温度を変更しています。何でも合わせる、調整する、パァーと白色球で飛び抜けた照度の光を浴びせても塗面の状態は把握できませんよ。この照明機器はレンズカバーも付属(たしか輸入元の期間限定でセットになった)、塗装、研磨、コーティング時の使い分けも可能。
次はボンネットで問題あり。
最初の写真2枚は入庫時撮影、

入庫時撮影

アップで見てみます、

入庫時撮影

次からは研磨前後比較です。

研磨前 動画よりキャプチャー

研磨後 左半分程度まで研磨 動画よりキャプチャー

深い傷は残したとして、かなり復元出来ました。
しかし、損傷劣化があり陥没しています。

陥没した塗装表面

足し引きの計算でお話をすると研磨で陥没を直接埋める(プラス)事は出来ません。マイナスの場合は周囲を研磨で低くしていきますが、低い所まで全部塗装を研磨するにはかなりの塗膜減となります。出来る事と出来ない事とはこういう事なのです。”やればできる”(どこかで聞いたフレーズ?)もあり得る事ですが、年に何回か重度のハードなペーパー研磨もありますが何も補償も担保もありません。例えば+-の数値も具体的に出せますが、事態の重さというのは画像の様に状況把握と目視で確認は出来ますね。

この車両だけではありません、上面の塗装劣化により復元が難しい可能性はありますので御理解をお願いします。

今回の研磨は一般的な中程度の研磨より、作業が1工程多くなっていて重施工の一歩手前位の印象でした。

ボディ研磨

ボディコーティング

ボディコーティングについてはいつも通り。何も書く事はありませんので、施工時の様子とイメージのみです。

ボディコーティング施工中

お客様はいつもエシュロンコーティングです、そして普段のお手入れも頑張っていらっしゃいます。キレイが長持ちなのは勿論ですがコーティングの耐久性にも影響をします。

完成

全作業終了後の写真を撮り忘れていたようです、申し訳ありません。

完成

完成

写真は↑の2枚ですm(__)m

その他追記しておきます。
テールライトレンズは軽く研磨で傷除去、

テールレンズの研磨前

テールレンズの研磨後

アルミホイール洗浄後

アルミホイールも汚れ、水アカなど可能な限り洗浄を行っています。

最後に、

【良かった点】

目立っていた水アカ(縦じま)などはほとんどなくなりました。洗浄と研磨によりサイドパネルは光沢や本来の塗色を表現できていると思います。中古車として販売されている場合、現状のまま、良くて少し清掃したか?位ですから今回の作業で全体がサッパリしたと思います。ルーフの状態も深いシミは残りますが白色の復元も出来ました。

【悪かった点】

正確には残念な点ですが、上面の所々の陥没した状態は研磨で深追いは出来ません。深度を見れば(計測)一目瞭然。
一般的に屋外環境の雨水、霜、霧などの自然環境による所、洗車時の水分などによるシミは早めの処置で防御する事は可能かもしれません。今回の車両の様な状態はその長期放置や、他の外的要因=酸性雨など大気汚染されている降雨による、塗装への悪影響もあったのかもしれません。酸は塗装の構造上の架橋結合を切断してしまい、結合が解かれて溶解してその部分が凹んだ状態となります。当店でよく言う「塗装が壊れている」とはこの様な事なんですね。

【塗色による注意点】

今回の様な淡い色、薄いパステルカラー、薄めのアースカラーなどは一見パッと見てキレイに見えても、細かい傷が多く入っていたり、薄くシミが入っていたりと見えにくいものです。何となく表場が冴えなかったり、艶が感がないと感じたら、塗面が劣化していたり、汚れが蓄積していたりしているものです。

 

今回もご利用を有難うございました!!

 

~ご利用、ご相談検討中、中古車を購入されてからのお客様へ~

当店では塗装を見て現状を確認、お客様にお知らせ判断することが可能です。
通年、お客様のご相談から「現車確認」という形でお車を拝見しています。お見積りや施工メニューのご案内やご相談云々はどうでも、ご自身で見て判らない、見て欲しいなどにはお気軽にご相談ください。
他店に聞いてきた(見積り等)~その後最後に当店へ、”塗装(状態)を見て”というご相談は大変多く依頼があります。その状態から判断して、納得や別の方法をという事もあり、そのままお帰りになる方もいらっしゃいます。状態から無理に施工しても、復元、美観UPにつながらない場合には、無駄なお金を遣う事はありませんよ。

御相談をお待ちしております!!

 

~スズキ車両、ダイハツ車両の新車、中古車購入について~

購入を検討されている方で知っているお店がない、または何処かないですか?と仰る方へは当店から販売会社様(ディラー等)をそれぞれご紹介をする事が可能です。
他店と競合させても結構ですし、候補の一つに加えて頂いても結構です。条件が良い所で購入されてみてはいかがでしょうか?