トヨタ　クラウン　ジャパンカラーセレクションパッケージ〈紅〉ボディケア

定期的に御利用されています、遠方にかかわらずコーティングのケアで御入庫です。

混雑している中でも丁度空いている隙間に御入庫いただけました。タイミングさえ良ければ待たずに施工できたという例です。

車両はもう何回か当ブログで御紹介しているのでお馴染みですね。

s-detail.hatenablog.com

ボディカラーの特徴的な”ジャパンカラーセレクションパッケージ”、ボディコーティング施工時にはプレミアムコース*1にてスプレーガンを用いた施工など、過去のブログで参考にされて下さい。

今回はボディケアの為、目次を設けずに進行させていただきます。

入庫時からの汚れ具合からです、

黄色く粉の様な物は花粉です。

アルミホイールの汚れを見ると、雨天時の汚れなどでダメージを受けている様にも見えます。

ここから洗浄になります、

汚れが固着、泥や埃、花粉に一旦水分を含み日射による乾燥と固着浸透などとダメージを受けてしまいます。

花粉の固着を分解、黄色く泡立ちます。

全部は除去できません、最後に仕上げ除去をします。

見ての通りクリーミーなのは間違いありません。

以前輸入したグリッド、洗車好きなら使っている方も多いのでは？
効果ない、効果が分かりづらい、などの話も聞きます。
効果というのは使用時にバケツ底部に溜まった異物です。異物とは細かい砂や土です。
これとスポンジまたはミット、ムートン等は接触しないのが効果です。目に見えて効果が判ります。要するに洗車中のボディには変化は見えない判りずらいのです。
良く洗えた等の車両側にはプラスにはなりません、それよりも砂や土等で傷が入りマイナスになる事を多少なりとも防止できるのです。
防止策の為のアイテムです。
スポンジなどに絶対に砂や土が嚙まないわけではありませんが、可能な範囲での防止を期待できるのではないでしょうか。

一通りの汚れを除去しましたが、花粉の影響、ダメージを多く受けている事になります。

塗面の状況把握、各種洗浄より細部の洗浄清掃がメイン作業になってしまいます。

肝心なボディケア＝コーティング面の作業中の写真ですが、

排水性能を整えました(これも時間がかかっている)。
※作業に追われて写真はこれ一枚のみでした

最後に完成です。

こちらのお客様もかなり遠方からとなります。県境からとなります、遠方からも多くのお客様から御支持を頂いております。
定期的に御利用いただき有難う御座います！

リッチレッドクリスタルシャインガラスフレークについて少々深堀りと御説明を、

近距離で見ると↑こんな感じです。
照度などで表情も変わります、一般的に見る状況で赤が映えるなぁ～と思った場合、調べてみると、ウン！なるほどな！と理解は出来ます。専門用語は使用せず書いてみると、見たままの様子はベースとなる赤を更に映える様な調色になるようです。用いられるパールには最も粗い粒子の物が使われています。特徴としては正面では綺麗な赤味、すかしでは黄味があるという事です。
最近はやりの奥深く見える塗色、カラークリヤやそれに準じる様な塗装種など、少し拘ったカラーは何かしらの工夫がされています。このカラー(リッチ～)も映えるなーと思っていたら一捻りあるという事です。
因みにトヨタの赤系でチョッと並べてみると、「ダークレッドマイカメタリック」「レッドマイカメタリック」「エモーショナルレッド」「エモーショナルレッドⅡ」など、私が個人的(業務で)に見慣れている、多くを手掛けたカラーは【3R3】なので「レッドマイカメタリック」です、飽きるほどコーティングをしたなと思い出すというか体に染みついている、脳裏から離れないですね。

話を戻す(結論)と、他のレッドより映える、そもそものレッドベースを映える様なパールで引き立たせている。名前の通り「リッチ～」というのも頷ける。
使用感やお手入れ感は手入れをする事で塗面の反射もあり映り込みは最高、只の赤、パールレッドではないぞという存在感。
このボディカラーを選択されたお客様の感性にも共感出来ます。