茨城県カーコーティング店 s-detail’s blog

茨城県 自動車ボディコーティング、ボディ磨き、車両美観の施工例

MAZDA ROADSTER 新車ボディコーティング プレミアムコース

新車のロードスターボディコーティングとなります。当店オリジナルプレミアムコースとアルミホイールコーティング施工になります。

MAZDA ROADSTER

こちらのお客様もお車の御契約が決まった時に当店へ御相談と御予約。納車まで数ヶ月はありましたが段取りが素早い、こちらも予定が組みやすく大変助かりました。そして、納車日までにディーラーからの情報もその都度いただき、お手数をお掛けしました!また、納車前に一度コーティング種や他施工の段取りも行い準備も完璧で有難う御座いました。

 

 

車両情報

現行モデル(2022年商品改良車)となります。タイプは”S Special Package”、2023年8月現在メーカーサイトを確認をすると注文受付が終了との事。
肝心の塗色が”プラチナクォーツメタリック”【47S】になります。
このカラーの特徴、表現力が判る写真、アイキャッチ画像(トップ画像)にも使用しましたのがこの写真↓ WEBでは見る環境やデバイスで判りずらいかもしれませんが”ヌメっと””ヌルっと”滑らかなラインとコントラストが判ります。

MAZDA ROADSTER プラチナクォーツメタリック色

ボディラインを表現できる色、光源の位置などで滑らかなな陰影なども手伝い車両全体のデザインを確認できる、、、と思います(私的な感想ですし、他社には無いと思います)

マツダさんの考えやその情報発信に於いて一歩リードする自動車作り。
正しい情報はこちらを参考にされて下さい。

ボディカラー「プラチナクォーツメタリック」の誕生秘話~CX-8より導入~ | MAZDA BLOG

イメージする色の作り方など、非常に参考になりますよ。
私がここでグダグダと説明するより判り易いと思います(笑)

それと、まだ記事中(進行上施工前)ですが、MAZDAの車両はボディコーティング後の変化が一番判り易いと言っておきましょう。

入庫と各種洗浄

納車日が悪天候と不安定となり、残念ながら雨にも濡れてしまいました。

下廻り洗浄

下廻りから全体を洗浄、 塗面は何通りか洗浄(コーティング施工の下地として)、ですがオープンカーのソフトトップ仕様の為、念の為に強い水圧などはかけません(かけられません)。ソフトトップ収納部にもなるべく水侵入を避けたい事は言うまでもありません。

路面の洗浄中

塗面の確認

洗浄後

ほぼ手直しするところはありませんでした。
いわゆる無用な傷やシミ、不明な不具合等は無く雨天走行による影響もありませんでした。

ボディコーティング施工

前項の下地状態が終了したので早速ボディコーティングを行います。
次項に続きますがプレミアムコースも施工しますので、ここで言うコーティングは外板のみの通常通りのコーティングになります。

ボディコーティング中

ボディコーティング完成

ここでは何も書くことはありませんので飛ばしていきます。

ボディコーティングプレミアムコース

ボディコーティング+α これがプレミアム施工になります。
当店裏メニューから正式販売開始してから2年以上経過します。

プレミアム施工 スプレーガン塗布施工

※プレミアム(コース)とは?
コーティングの施工方法は通常外板パネルのみですが”プレミアムコース”では各ドアパネル内を開けた所、エンジンルームフード裏などにもコーティングを施します。
この施工法は主にスプレイガンを用いた方式(状況により手塗り併用)で細かい部分や入り組んだ部分へコーティングが可能となります。特に目新しい施工法ではありませんが、当店では以前から行っていた裏メニュー的のものです(現在は正規メニュー追加、別途費用がかかります)

※クォーツやアクアミカ、トレスマイルなどをご存知、聞いた事がある方は施工の趣旨は御理解頂けるかと思います。また、不明な点、検討してみようかなぁ~という方はお見積り時に御相談下さい。新車時の施工御相談時にはこちらからセールスはしていませんからお声掛けください。また、現在新車施工のみお受けしております。又は新車に近いE/Gルーム内、ドアヒンジの汚れ等が少なく状態が良い場合(新古車、未使用者、極低走行車)はお受けできます。

注意する所は,グリスがヤバい位にぶっ飛んでいます。この場合は除去(表面上のはみ出ている分)してからの作業なります。

ドアヒンジ洗浄

ボディコーティング プレミアムコース

トランク内施工

ドア内ステップ養生

施工前、施工中、施工後に適宜養生を繰り返し、現状合わせ的作業になります。車両により形状やタイプなども違いますからね。

アルミホイールコーティング

アルミホイールコーティングは専用のコーティングになります。例えばボディコーティング用の使い回しはしません。当店で最も人気のある部位施工商品(多くのお客様が御利用されています)です。

アルミホイール専用コーティング施工

余談的話ですが、多くの標準で付いている純正アルミホイール。例えばメーカーがブラックマイカやブラックメタリック色などと謳っている場合、この塗装をしっかり見ようと思えばこの様に映ります。(上の画像)

各メーカーによりメタリックの粒子が荒かったり、細かく少なくなどと特徴があります。マツダさんの例で言えばメタリック感がお見事で、これから使用するにあたって状態を出来る限りキープできれば美観の満足度が高いのかもしれません(個人的には高いと断言していますが、見る方や捉え方感じ方により人それぞれです)

アルミホイール専用コーティング施工

補足を加えるとマツダさんのアルミホイールの塗装は車種を選ばず、塗膜量(厚)は高くありません。これが悪いと言うのでなく他社比較しても普通の感じになります。そして、アルミホイールにより製造メーカーの違いなどもありますので全てを当てあはめるのではなく、現車の実計測値で見ています。私が良くやる計測は満遍なく塗装が出来ているのかを確認する事です。要するにスポーク部とリム部などと分けて計測しその誤差を参考値として見ています。ボディパネルの様な平面ではないので、どうしても塗装の定着率などの違いがある事でしょう。

完成

車両入れ替え時に屋外でも撮らせていただきました。

ボディコーティング プレミアムコース施工完成

↑の様に入射角度により金属光沢の表現が大きくなります。その事から奥行き感がやや少なくなり色表現力のみに近くなります。

ボディコーティング プレミアムコース施工完成

ボディコーティング プレミアムコース施工完成

濃色系は容易に映り込みを感じますが、淡色車でもしっかり透明度も上がり見る角度によっては映り込みも確かになります。
車両の仕上がりも程良い頃に幌の開閉をさせて頂きました(事前にお客様に確認了承済み)。

ロードスターの幌開口

ロードスターの幌開口

念の為水分の残は無いか?等の確認です。洗浄というのは大量の流水を行います。通常車両でもドアガラスを下ろしただけでも水分が残っていたりもします。その際は御迷惑をお掛けしますが、一般的な洗車程度ではない水流を掛ける事もあるので御理解と御協力をお願い致します。
※特に新車でも状態が良くない(販社により)などは、各種洗浄の工程過多、流水過多もありますのでご了承ください。

ロードスターのお客様へは今回の御利用を大変有難う御座いました。

MAZDA車の新車ボディコーティングを検討されている方へ

最後にマツダ車の特徴としては、次のような事柄があります。流れる様な曲面で形成されるボディですが、塗膜量が一律ではありません。他社と比較するとバラツキが多めの実測値で50㎛の差があります。
これは、極端に薄い車種(軽自動車や廉価車など)では全厚70㎛前後などもありますので、薄い部分と厚い部分で自動車一台分に近い塗膜量変化があるという事にもなります。
大方は上面と側面、複雑形状部でとなりますが、車両や部位、計測ポイントで全て数値が大きくずれるのです。因みに塗膜量と言っても全厚みです、カラーベースやクリヤと個別の厚みは表せないので参考値になります。また、マツダさんのECOな塗装方式は以前書いたことがあるので今回は割愛しますが、その事などを含め複数の要素から塗膜のバラツキもあるもかもしれません。どこかで聞いた気がしますが、マツダさんでは膜厚には少なくても高品質な機能性や耐久性があるとか(資料を多く持っていますが、記憶が、、、 笑) ただ、こんな事は覚えている様でスリーウェットオン塗装は 連名で日本ペイント(株)様も関わっています。

マツダ車の特徴

そして、マツダさんの塗装はクリヤーの肌感が良いのが特徴です。質感の特徴からボディコーティングにより透明度のUPも微妙ながら効果があるのです。