2019年新車時にボディコーティング+他施工フルコース施工させていただいた車両です。ボディケアと一部修正施工をさせていただきました。
新規作業ではありませんので目次を設けず進行させていただきます。
【車両情報】
台数限定で2019年10月31日より発売、デリカは300台の限定数でした。専用パーツや仕様でG-Power Packageをベースにオールブラックス仕様となっています。因みに当時他のALL BLACKS Editionでアウトランダーやエクリプスクロスではそれぞれ100台*1という販売。
こちらの車両塗色は”ダイヤモンドブラックマイカ”です。
特徴はマイカと謳ってはいるが、ほぼソリッドに近い(見えてしまう)塗色です。
因みに肉眼で見ると、
判り易く言うと点々と見えるのがキラキラしていますが、その数は少なく照明下や太陽光の強く当たらないと気が付きにくいのです。
これはソリッドに近いという事で傷やシミは非常に目立つことになります。お手入れ大変MAXの部類に入ります。
【御相談内容と症状】
フードの原因不明のシミが気になる、そしてドアのシミ、水垢跡という訳でメンテナンスで全般を整える。そして状況により研磨修正の再コーティングもありうるとなりました。
気になる箇所、可能であればリカバリーしたい所とは?
ドアアウトサイドハンドル下の縦への跡が洗車時に取れないという事です。お客様は十分に承知されています、何かでゴシゴシ、市販品や研磨剤入り、などでは傷が入ってしまいますので余計な事はせずの御相談をされました。
そして次は、
原因や状況も判らず、洗車では落とせずという事で対応してみます。
【各種洗浄】
全般を洗車から下回り、そして問題がある箇所への処理へ向かいます。
新車時にアルミホイール専用コーティングを施しています、既に丸3年を経過していますが比較的キレイです。使用、保管、お手入れにより状況は変わりますが現状見せていただいてコーティング効果はあると判断致します。
因みにホイールの品質が良いのも影響があるかもしれません。
【除去、研磨作業】
フードの不明なシミを除去します。
溶剤を使用、
反応して除去できたと思いますが、この部分だけコーティングは全て取れてしまいます。
その為にフード一面を研磨して残コーティングも剥離してしまいます。
研磨前になります↓
3年間の使用傷、細かい傷が光の反射を分散してしまいます。
フードパネルに直にエンブレムが並んでいるのが特徴となります。また、作業上ではチョッと邪魔な存在です。
研磨後は、
【ボディコーティング再施工】
研磨後にはボディコーティングを施工、
各ドアの水垢跡もほぼ除去できたと思います。こちらは研磨やコーティングの再施工は必要ありませんでした。
【完成】
ボディケアと一部再施工を終了です。
補足として一か所のみタッチアップで塗らせていただきました。地肌が出ていましたので応急処置として当店にある近似色で対応。
運転席ドアなのですが何故かドアエッジ(乗降する側)ではなくヒンジ側?
何かが当たったのでしょうか?
デリカという車両の性質から、使用するにあたってはアクティブな走行やその様なフィールドを使用するかと思います。枝が出ていてそれを引っかけた様な傷も多く目立ちました。それでもお手入れ保管環境は比較的よく、三菱のダイヤモンドブラックにしてはシミなどは無く状態は良し。
次回もボディコーティングケア(メンテナンス)をお待ちしております!
また、差し入れを頂き有難う御座います!
人気俳優さんの祖父が知り合いだったそうで、その俳優さんも撮影の為の差し入れで買いに来ているそうです。
何かで話を聞いたことはありましたが、食べるのは初めてでした。
どうもありがとうございました!!