アルミホイールのコーティング、新車時施工も好評中、新車時でなくても単品持ち込み施工行も可能です。
はじめに、当店では持ち込みなどの場合、旧車への当時物リメイクホイール(バレル研磨加工)や、社外ホイール購入時のタイミングで施工御依頼など、拘りのある方も多く御利用されています。通常であれば新車時や車両購入時のタイミングでボディと同時施工は多くのお客様が御利用されています。
こちらのお客様のトヨタ純正アルミホイールはハイグロス仕上げリペイント、そして全面(表側通常施工)＋裏側(別途施工、要施工料金)を御希望されました。
箱が三つ、実際は4箱あります、作業開始している時に写真を撮りましたから(笑)。
タイヤ無しという事で常に慎重に作業です。
新品ではありませんがリペア済み直後なので汚れも無く良い条件で施工できます。
お客様から「色を塗っている」の情報と現物確認により施工が決まったのですが、まず塗装が良い！表面のパッと見は塗りは行っていないと思ったくらいです。
裏面～見ればブラック仕上げになっているので痕跡は十分に確認できるのですが。
持ち込み現物確認時はクリヤー、トップコートの見たままの厚みを確認できているので問題はない、コーティングの特性上効果が得られると判断していました。
反対に効果が得られない、コーティングの定着に期待できない場合はどの様な時かを少々説明をしておきます。
コーティングをかける表面の基本はクリヤーの表面。ただし、必ずではないが通常の施工ではという意味です。また、表面の状態が著しく粗いなど時はコーティング定着性、排水性、美観(艶感up期待)には影響がある事になります。例えば状態などに不足が感じる場合などはコーティング施工をお断りする場合があります。あまり効果を期待でないのに(かもしれないのに)、無駄な費用を使わない様にという事になります。いずれにせよ、何か障害や不安要素がある場合はお見積り時や施工前に一言御説明を入れさせていただきます。
御説明をした内容は一般的な純正ホイール、品質が一定以上確保されている社外ホイールなどは問題は無いですが、ペイントしたホイールや特殊な素材表面時は個々の状態によりとなります。私自身もホイール塗装(色替、リム素地ポリッシュ仕上げ)は行いますが、その場合、コート毎に研ぎを入れたり、リムのバフ掛け後はクリヤーを入れ、コーティングの効果を得られるよう表面の仕上がり具合に力を入れます。
肝心の施工記事へ戻ります、
詳細を確認していけば、微細な不具合もあるので塗っているのは確認。こんな微細なものより表面の平滑性が素晴らしくキレイに仕上げられているので、その方が感心と安心が得られます。
リアリムは裏面という事で、少し雑というか塗りが薄い場所もあります。この場合は多少コーティングの効果は期待できない事も御理解をいただく形になります。
表面、裏面の状態を細部まで確認が出来たので、早速コーティングの作業をしていきます。
塗装後にどの様な仕上げ方をしているのか判りません、その為脱脂も通常より強溶解力のある方法を行いました。念の為、確実性を高める為に必要な作業になりますね。
準備が整いましたら塗布、拭き上げ作業になります。当然の事ながら使用するのは”アルミホイール専用コーティング”です。ボディコーティングの流用や出処の判らないや、成分も不明な商品などは使用しません。お陰様で低価格やボディコーティングのついでサービス施工などを求める方などは皆無です。高級路線ではなく商品の効果や信頼性を求める方に沢山御利用を頂いています。
最終乾燥仕上げとなります。
因みにホイールに対して表側、裏面と何層と重ねるので一本にかける施工手間回数、時間はそれなりにかかる事になります。
箱詰め前の状態、
最後に箱詰めしてお客様の引き取り待ちになります。
両面(表裏)の施工になりますと費用もそれなりにかかります。ザックリの話ですが通常の倍というのが目安です。今回の場合は計8本の施工価格というのが単純計算できます。だが、しか～し、現品状態、施工性(複雑な形状以外など)などを考慮してのお見積りというのが当店のスタイルです。裏面まで求める方には多少なりとも割引等を行うよう努めさせていただいています。
多くのお客様から御利用されていますが、突拍子の無い方の多くは「艶を出したい」と。艶は出るかもしれませんが、当店で御利用される方は大人の方なので保護、美観維持、お手入れ軽減と目的を明確化されている方になります。それも静かな趣で御理解をされている方になります。
お客様には御利用を頂き大変有難う御座いました！！
おまけ、
一輪車(運搬作業用)のホイールコーティングです。
当たり前なのですが一輪のみ、前途のクリヤーなどは無いはずです。ですが、塗面の粗さはというよりは艶感アリという質感。特殊ですね(笑)
ホイール専用コーティングには多種を用意していますが、今回選んだのはコレ。
施工価格は新たに交換したタイヤホイールより高額。一輪車のタイヤは従来のエアー式、ノーパンクタイヤは現在比較的安く購入できます(ホームセンター等で千円チョットから)。対象物に対して贅沢な施工内容です。
一般的に言ってホイールよりタイヤの寿命が先ですので得られる効果はどうなのか？、、、などの細かい事は気にされずにお願い致します。
ついでなのですが、取り付けにはダブルナットなど時に必要な薄口のレンチ、折角なので取り付け時には「SIMANOプレミアムグリス」で 耐水性・耐圧性・耐熱性に優れ抜群の耐久力。低価格の一輪車替えタイヤホイールです、おそらくベアリングなどは無い感じ、外したハブボルトもかなり摩耗していたのでお役に立てればという所です。何度も言いますがタイヤの方が先に逝くでしょう(苦笑)
