新車から一カ月程度のアウディQ2を研磨とボディコーティング施工です。最後に新キャンペーン(2019.12.21~)予告もありますので宜しくお願い致します。
まず、今回の車両作業にあたって、当店の新ガレージでの作業を本格的に開始した車両になります。その記念とクリスマス~年末、年始を迎えるにあたって、キャンペーンも企画しました(予告は最終項で)
※お陰様で多くの問い合わせにより12月施工分御予約は早期に締め切らせていただきました。
また、2019年12月を迎えますが今年度下半期から希少な車両、メーカー生産限定車両の施工作業の御依頼を多くいただいております。今回の車両も限定生産車両となります。
Audi Q2 #passionとは
これまでのAudiとは一味も二味も違う「型破り」なクルマ
”従来のAudiとは一線を画す個性的かつ斬新なエクステリア。数々の先進機能を搭載したプレミアムコンパクトSUV・・・”
※アウディ ジャパン 株式会社WEBサイトより抜粋。
限定モデルには4種があり、それぞれにモデル名があります。
Audi Q2 #contrast styling [限定375台]
Audi Q2 #black elegance [限定150台]
Audi Q2 #passion [限定300台]
Audi Q2 #black styling [375台限定]
今回ご入庫された車両は#passionです。
ボディカラーが4カラー設定中の「ナノグレー メタリック」となります。
また、このモデルの特別な装備もあり充実した内容といえますが興味のある方は公式WEBサイトで御確認下さい。
因みにエンジンだけ見るとIC付きターボ1,000㏄の車両ですが、車両価格は大変高額!といえるのではないでしょうか?車両の格や装備充実度、流石はアウディです!!
当店への作業依頼、現状気になる所は?
お客様は当店へ御相談された一番の気になる所は、新車から一ヶ月でシミの様な物が目立ってしまったという事です。
遠目に見ると判りませんし、まだ新車の雰囲気充分です。
全体に付着しています。ただ、新車から一ヶ月ですから軽度の物です。
これらを一旦除去し、その後ボディコーティングの御依頼となりました。
順番が逆になりましたが新車購入にあたって、お客様情報としては購入時にディーラーが言うコーティングを施工してあるという事ですが、商品名や効果の持続目安年数、施工証明書の有無などは判らないそうです。後日お客様がディーラーに確認すると一ヶ月程度で落ちてしまう物だったそうです。中立な立場で申し上げるとお客様の確認不足もありますが、受け身のお客様への案内を十分に行う立場のディーラーの曖昧な表現での「コーティング」という言葉を使用したのは良くない所です。
また、納車されてからお客様の保管状況は屋根有(カーポート?)となります。
原因は水分、水滴付着、洗車時後や降雨後、大気中の湿気、季節・時間帯温度差など多々ありますが屋根付きであっても屋外であれば完全に水分を遮断する事は難しいものです。
そして、カラーの問題もありです。色が悪いというのではなくこのグレー系の様なカラーはシミや傷が付くと目立ちやすいのです。「ナノグレーメタリック」VW/Audi の設定色ですが最近流行のグレーで一部の人や見慣れていない人には”ただのグレー(ねずみ色)にも見えてしまいますが、実はカラー名にあるようにメタリック色なのです。色味の明暗にしても少々暗め(濃いめ)にも感じます・
ですが、メタリックの含有量が少ない為ソリッド色に近い印象に見えてしまいます。という事でソリッド感、グレー色(多少濃いめ)上にシミや傷等の余分な物があるとどうしても人の目に映る上で目立ってしまうのかもしれません。反対にメタリック感が強い、パール系でも強い物であれば屈折的反射発色により目に映る時は散らされて多少和らぐでしょう。
店頭でのお見積りや御相談時にも御説明する事がありますが、『色が淡い車輌は傷が入りにくい、黒の様に濃い車輌は傷が入りやすい』は間違いであって『白い車も黒い車も傷の入り方は同じ』です。正しくは薄い淡い色は傷が見えにくい(目立ちにくい)、濃い暗い色は傷が見えやすい(目立ちやすい)となります。人間の目に映る錯覚みたいなものですね。
色の話はさておき、事前に現状を見せていただき、施工作業方法、注意点等を御説明させていただき後日入庫となりました。
除去作業と研磨作業
新車時の状態に戻す、又は近づける事にはシミの除去と日常使用による傷を除去します。まずは目の前のシミを除去する為にいきなり研磨をするのではなく、特殊溶剤等を使用して除去や可能な限り下地を整えます。
万が一浸透が進んでいるシミなどは研磨の作業に頼る事になります。
塗装パネルにシミがあるという事は車両全体もという事です。
他の溶剤にてFガラスもサービスで作業させていただきました。
※重度の症状であればFガラスの作業はお断りしています。
溶剤使用後の施工前、施工後になります。
↑ 輪染みになっているものも多数確認できます。
違うパネルの例です。
かなりスッキリしましたね。
このあと研磨で整えていきます。
研磨前の状態です(ボンネットフード)
軽度の傷や薄っすらした染みも軽研磨で対処していきます。
↑ ボンネット、見ての通り。艶や光沢という言葉はいらない。
サイドパネルの研磨時は状況を見て全く別物のポリッシャーで仕上げました。
簡易施工業者が一台の機械で力任せに”ゴリゴリ”と勢いつけて磨くのを見た事があります。当店では全く信じられない行為ですし、デリケートな塗装を磨くのには正しい理論、多様に対応できる機材などが必要です。またこれらの作業をするのには余裕を持った作業お預かり時間を頂いております。他店より多目かもしれませんm(__)m
またこの様な事を書くと敷居が高い、高級志向と思われがちですが決してそれらを強調誇張するのではなく、堅実に作業を行わせて頂いております
※(可能な限りとなりますので神経質に拘る方は御遠慮願っていますm(__)m)
以上研磨が終了しましたので次はボディコーティン施工です。
ボディガラスコーティング
塗装の状態が良くなった所へコーティングの塗布作業をしていきます。コーティングを塗ったから目が飛び出る程の光沢は出ません(笑)あくまでも下地を正常な状態にする事により、塗装本来の素直な光沢を引き出します。そもそも、コーティングに求める効果とは塗装保護となります。
コーティングを塗っただけで光沢が大!と言うならば大方油脂分、シリコーン等の助けでしょう。余談ですがカーショー等の出品では照明照射作用もありますが、それを最大に活かす方法としては天然素材高含有カルナバロウを使用し何十万円とするWAXもあり、光沢出しの本物とはこういう事です。当店の取り扱い商品では22oz(約624g)のワックスで売価(小売り)50万円近いものもあります(驚!)流石にお客様から御注文を受けた事はありませんが(汗)
因みに空いている方の手は腰に当てる事はありません!いつも書いていますが何の意味もありませんし、その様なパフォーマンスは必要ありません。常識ある方でしたら判るかと思いますが(笑)
もう一点述べると片手を腰に当てて塗れるコーティン剤ではありません。材料の粘度、硬化時間等が大変シビアなものですので難易度がお判りになるかと思います。
コーティング作業後一晩休ませます・・・
完成とまとめ
完成後の写真となります!
屋外でも見てみましょう~
各写真を見ると日の当たり方、角度、光量により色の表情が全く違ってきます。
3枚目の写真を見ると敢えて言うならば、映り込みが凄いと表現させていただきます。
参考までに「ナノグレーメタリック」とは太陽光下ではこの様に見えるのです。
今回の御注文内容は、
ボディ磨き(正しくは溶剤併用と軽研磨)
ボディコーティングには”エシュロン”を施工させていただきました。
コーティングの性質、効果を十分に御理解していただきたいのですが、コーティングを掛けてあってもシミ等は完全に防ぐ事は難しい所です。お手入れ方法や使用保管状況によりコンディションの維持も難しくなります。お客様に丸投げする訳ではありませんが、コーティングと上手にお付き合いいただきたいと思います。
最後に私的趣味で申し訳ありませんが、グレー系のボディカラーが好みです。日産 デイズルークスのエアグレー(PM)トヨタエスティマやマークX他のアイスチタニウムマイカメタリック(1H4)など、独特のグレー系色が各社にありますがセンスが感じられる色ですね。
キャンペーン予告
新ガレージ(店舗)オープン記念!
クリスマス、年末年始と併せてのキャンペーンとなります。過去ブログでも書いておりますが年末年始全て営業致します!
次回キャンペーンの予定ですが2020年1月にかけてお年玉コーティング、研磨料金割引を数量限定で販売致します。
対象や期間の詳細は後日となります。
受付等、御相談、お見積りは12月クリスマス時期を考えております。
詳細発表までしばらくお待ちくださいませ。