USトヨタのカローラ、ボディコーティンングケアの御依頼になります。数か月前から御予約いただきご協力有難う御座います。
以前新車時にボディコーティング/プレミアムコース、社外品アルミホイールは持ち込みコーティングと行わせていただいています。
何よりも車両は希少性の高いUSトヨタカローラハッチバック(日本名：カローラスポーツ)左ハンドル仕様になります。アイキャッチ画像(タイトル画像)の通り姿様子は普通ではない様ですが、最後の方で御紹介できればと思います。
入庫 各種洗浄
入庫時にお客様からの指摘、確認、メンテナンスの方向性(何処までやるのか)、その後は実際に作業を進めながらとなります。
注意点は何処までやるのか？
これは状態によっては行き着く所は最終全研磨の再コーティングになってしまいます。ですが、半年や数ヶ月、年度毎にオール再施工というのは現実的ではなく、視的に目立たない、我慢できる、等によっては程良い所でリカバリー維持が出来れば良い所かと思います。
※個人の見解、感覚、拘り等により考えやその物差しは違うので絶対と決めつける訳ではありません。
車両の方は、まず最初は↓少しスケールがという所です。但し、1F7-シルバーMですから、通常の目視では確認できない事もあります。ある程度の照明や環境で確認すると見えてしまいます。
次はお客様も気にされていた鉄粉、
見事に反応しています。環境や条件をお客様が理解している事から指摘をされていました。因みに鉄粉除去には粘土やクロス等は使用しません。もし使用する場合はその後の作業で研磨を行う場合のみです。何故ならば塗装面(コーティング面)に傷を入れてしまうからです。これが通常の正しい作業法です。
後先考えない、理論の理解度、塗面が見えない見えていない業者、適当なネット情報により何でもやればよいではありません。
もし、研摩無しでの粘土等の作業を行う場合は、鉄粉の除去を優先し微細な傷入りは少々我慢するという考えになります。
必要以上に摩擦を入れない事を重要視していますので、その分使用する除去剤に特徴があります。除去剤は原液、要するにそのままでは使えません。使用者が目的に応じて調整をします。参考までに市販品や業務用などでもそのまま使えるようになっていますが、当店ではブレンド時にスムーサー的濃度と混合調整、除去液のトータル的成分濃度は市販品の1.25倍の除去力を発揮します。
鉄粉除去で粘土やクロスを使用できない作業時には除去剤の濃度で補う事により除去力を高めています。
多様な洗浄を進めていくと↓の様になります。
事前の打ち合わせではスケール除去(別途費用を要する)を予定はしていませんでした。但し、作業中に別途追加費用がかからない程度に作業内容を変更させていただきました。理由は単純に美観回復に効果を感じたからです。
※何でもサービスするわけではありませんので、勘違いや最初から何かを期待する方は御遠慮下さい。特に費用を気にしている方は御注意ください。とんでもない価格は請求しませんが作業の濃さ、工程が多くなればそれに応じて費用はかかります。施工の後の追加費用は頂きません、支払額は事前にお見積りしたものになります。
この車両はThe親水性コーティングになります。大人のコーティング、そしてお客様も屋内保管、お手入れも適度に、写真の様な排水性となります。
研磨部分修正
お客様から大きな傷などは後で御自身で塗る(ペイント)という事で良い、そして、研磨で修正、目立たなくなればという事で一点のみ作業を頂きました。
ドアの開閉時に何かを引っ掛けて・・・という事でした。
近くに寄って見ると、
この様な深い傷は見る方向により目立つ、目立たない、良く見える、見えないとあります。ただ、深い様です、スパッと切れている様です。
目立たなくなりましたが、一部は残します。感覚で言えば7割程度の研磨量、無責任ともう少し出来る限り目立たなくする勢いでやれば10割となります。勿論、何でもやれば良い訳ではないのです。
研磨によりコーティングは剥離してしまいましたので、再コーティングとなります。状態により、又はコーティング種により部分ではなくパネル一枚施工しなければならない事もありますので御注意下さい。今回は修正箇所の一回り、二回り程度の大きさで修正出来ました。
部分的とはいえコーティング剤の乾燥も兼ねて一晩寝かせます。
完成
全作業終了の完成です！
入庫した時から比較してスケールも無くなり(少なくなり)塗面がスッキリ。
正確には除去できないシミもあります(あまり目立たないもの、一般的目線、目視で判りづらいものという意味)
折角なので屋外でも写真を撮らせていただきました。
ついでとなりますが、当店オリジナルプレミアムコース施工済みです。これから新車をボディコーティングしようと考えている方は参考にしていただきたいです。
施工個所は各ドア内(ヒンジ等含む、ドアを開けた塗装部を一周)、ボンネット、バックドア(トランク)内、などになります。カローラのお客様もキレイを保たれていました。
最後に
今回お客様は早めに御予定を組んでいただき計画的に御入庫されました。
当店でも予定が立てやすく大変助かるのですが、お客様にも都合があった事です。何でもリフトかジャッキ、ウマでしたか？普段上げっ放しでカスタム中という事です。その事もあってか取り敢えずタイヤホイールはノーマルを付けてという感じでしょうか？
前回来店された時から大きく変化したのはエアサスを導入されていました。預かり中に万が一車高が下がったら上げて下さいという事で(エアが抜ければ下がってしまう)。
御自身で車両整備やカスタムを行っているという事で、御入庫時はフェンダーライナーも仮止め的状態。フェンダー内を引っ叩いているようですからね。荷室にはタンク、コンプレッサー等が搭載(写真は撮っていない)。
もう一点、大きなところは、ワンオフマフラー、
SC-PROJECTのサイレンサー(バイク用)と御自身でパイプを溶接してフロントから。お話を伺うと、これとは別のスタイルでもう一本マフラーを作ってあるとか。
今回はホイールもノーマル、今度は完成した時にカッコイイ写真を撮らせていただく事をお約束しました。
御利用有難う御座いました！
