ボディコーティングコーティングと全体の完成編となります。そして、完成に向けての重要で手間が掛かる作業の詳細も御紹介となります。塗装を磨いてコーティングを塗れば終わりという単純な事ではなく、全体が綺麗にまとまる様な作業もある事をご承知下さい。
ブログ的に分けるとヘッドライトリペア編、ボディ研磨編とありましたが、お客様からの御注文内容を再度記しますと、
- ヘッドライトリペア 樹脂専用クリヤ塗装仕上げ
- ボディ磨き ハードコース
- ボディガラスコーティング エシュロン
の三点です。見積もり書にも三点のみ(もちろん値引き有)
流れとしては先にヘッドライトを仕上げて、ボディの作業へ移ります。
ボディ研磨編では塗装パネルのみの御紹介内容でしたので、全体の完成前に他の付帯作業等を詳しく書いてみましょう。
作業や見るポイント
最初に確認する時にはパネルやパーツの隣り合わせの部分、黒ずみやなど水垢が溜まりやすい。お手入れ度を量ったり、車両の程度を確認します。
普段、お手入れしにくい所は汚れも溜まりやすいですよね。
作業後はまとめて行きます!
クウォーターガラスガラス廻りのモール際も。。。
センターピラー(Bピラー)は油分や汚れが染み込んでいます(染み込む?とは後述)
作業的にピラーは研磨を入れてあります(ただ、理由により少々です)
こちらの車両は塗装タイプでした。当然クリヤー無しですから削ろうと思えば多く研磨が出来ます。
いわゆるソッリッド塗装ですから、汚れや油分等が付着すると吸着力がある様な症状となります。お手入れの頻度が少ないと汚れが目立つような傾向になります。
車種により塗装なのか?ブラックアウトテープなのか?塗装でも”ピアノブラック”と称する仕上げなのか?種類があるのはご存知かと思います。
元々光沢があるタイプではありませんでしたので多くは研磨しませんでした。サービス研磨となります。自然な艶を出せるよう加減を致しました。
多くは特殊溶剤にて除去していきます。
エンブレム廻りもそうですが、例えば・・・
撮った角度が違いますが除去前、除去後です。
リアドアに付いているオーバーフェンダーとドアパネル間ですが、洗車時に毎回気を付けていれば汚れが溜まりずらいのですが、油断すると蓄積します。
GSの手洗い洗車のみという方も気を付けて頂きたいと思います。広い面をマニュアルに沿った素早い洗い方は細部の汚れが残りずらいのです。
ボディコーティング作業
研磨後に脱脂作業をしています。
シャンプーの泡も弾かない、完全な脱脂となります。
深い傷は敢えて残してあるので塗布中に気になる所です。心残りもありますが、、、
申し訳ありませんが塗装膜厚(クリヤ層)の限られた量の中で、膜厚確保と美観のバランスという事になります。
完成、他作業、ヘッドライトリペア後
↑ 施工後の屋外、屋内での艶感を御確認下さい。
↑ ついでにヘッドライトリペア後も御確認を。
他にサイドバイザーもサービス研磨仕上げ、
mm単位、μ単位で傷を除去するのであれば、研磨料金を考慮すると、新品を買った方が安いかもしれません。
ボディの面積中多目の樹脂部はボディ下部を一周しています。経年による劣化深刻な状態でした。フロントの画像ですがサイドからリアバンパーまで全て作業。
完全、永久保証の様なものではありませんが、樹脂専用に開発された長期維持に期待が出来る商品です。
という訳で以上完成となります!
実は今回施工内容からお預かり日数が足りず、かなりバタバタした施工でした。車両全体が映る写真をあまり撮っていなかったという事実(汗)作業の多さ、細かい作業となり写真もポイントを抑えたものが多くなってしまったようです。
完成お渡しをいたしまして、お客様の反応から施工前後の違いは判って頂き一安心です。
参考までに茨城県南からWEB検索にて一発で当店をご指名を頂きました!
この度は有難う御座いました。
この車両の他作業編は、